Mrs.ベリーのVeryな一日

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エーミールと探偵たち

2009年11月26日 07時49分58秒 | ベリーの感想文(本・映画)
エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 (018))
エーリヒ・ケストナー
岩波書店

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エーリヒ・ケストナー 著 : エーミールと探偵たち
を、読みました。



エーミールは12歳。母と二人で貧しいながらも仲良く暮らしていました。
母親は、休暇を利用してベルリンにすむ祖母の家に
遊びに行くエーミールに、なけなしのお金140マークを渡します。
このお金は、おばあさんへの仕送りも含まれていて
しっかり者のエーミールは、ジャケットの内ポケットに
お金をピンで留めて、絶対になくさないように気をつけていましたが、
電車の中で、泥棒に奪われてしまいました。
初めて訪れた大都会ベルリンで、一人お金を奪い返そうと、
走り出したエーミールに、意外な助っ人が現れます。
勇気凛凛のエーミールと、その友人たちの冒険物語。


久々に児童文学を読みました。
約80年前のドイツを舞台としたこの物語は、
その当時のドイツが、貧しく、しかしのどかだったことを語っています。
児童文学を読むと、どの時代でも子供が生きてゆくのは、
大人が思っているよりも、意外に大変なものなんだなと気付かされます。
それでも、多くの子供たちはいつの時代もたくましく、元気。
子供には、学ぶところが多いものです。