トンボみっけ+

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ヤンマの夏

2008-08-14 23:31:54 | トンボ

 

まずは13日、午前中時間が取れたので雑木林へGO!

薄暗い藪で、マユタテアカネ・ナツアカネとともにカトリヤンマがとまっていた。

オスです。 

取りあえず2枚写し、画像を確認。

ところがその間にどこかに行ってしまった。 

残念。

(画像はかなり明るく調整してあります。実際にいた場所はとても薄暗いです。)

Katoriyanma_8538_3

その後、雑木林から出て、林沿いの細流を歩く。 

が、時たまオニヤンマが飛んでくるだけ。

期待したヤンマには出会えず。 

何となく気も乗らず、早くも初日終了。

 

さて、2日目の14日、朝から冬にヤゴ探しをしたところへ。

まず見つけたのはミルンヤンマ 

メスかな? 

ここは、前日カトリがいたところより薄暗く、一旦飛び立つと目を凝らして追いかけないと見失ってしまう。 

2度目まではどうにか追えたが、3度目はダメだった。 

Mirunyanma_8561

 

脇を流れる小川へ。 

この時季、ここはオニヤンマの天下だ。 

常に数頭がパトロールしている。 

けど、暑さからか、老いからかは分からないが、とまる個体も多い。 

これはオス。

Oniyanma_8573

 

この竹やぶでは3頭が休んでいた。(真ん中だけがメス)

Oniyanma_9640

 

休まずパトロールした甲斐があった。

Oniyanma_8602

11時を過ぎ暑くなってきた。 オリンピック競泳の結果も知りたいし、一旦帰宅。

 

ヤンマの夏の本番は、やはり夕暮れ時。

目的地の小川に到着すると、既にコシボソヤンマが飛び回っていた。 

オスのパトロールだ。 

去年は見れなかったので幸先がいいぞと思っていたら、オニヤンマがやってきて、追い出されてしまった。 

Koshibosoyanma_8771

その後、コシボソはやって来なかった。

 

オニヤンマは次から次へとやって来る。 

これもオス。

Oniyanma_8792

 

あたりが暗くなり始めるとミルンヤンマが採餌にやって来た。 

オスだ。

Mirunyanma_8876

 

この時間になるともう暗くて、肉眼では「何かヤンマが飛んでいるな」程度しかわからない。 

ミルンは素早く飛び回る飛び方からわかる。 

これもオス。

Mirunyanma_8887

 

おっ? ミルンの奥に写っているのは・・・

カトリヤンマじゃないか! 

そばに田んぼがあるんで、いても不思議ではないし、考えてみれば餌も同じなんだし、まぁ、こういう組み合わせもありということだろう。

Mirun_katori_8913

 

当然、肉眼では何が飛んでいるかわからない。 

画像を確認してカトリとわかったのだが、ホバリングをまれに交えた飛び方は、いつものミルンとは違うなと思っていた。 

メス。

Katoriyanma_8922

 

これもメス(同じ個体かも?) 

結局、最後まで飛び回っていたのはカトリヤンマ。

Katoriyanma_8927

 

おまけ

尻切れトンボ・・・じゃないな~。 

オニヤンマ オス

Oniyanma_8817

 

尻隠さず・・・とも違うな~。 ミルンヤンマ オス

Mirunyanma_8856

手ブレ・ピンボケはご愛嬌。

 

2008年8月13日、14日 神奈川県