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SHINOBI

2005年10月14日 | 映画(ネタばれ)邦画
観てきました
「日本版ロミオとジュリエット」という宣伝で私の評価はかなり甘くなると思っていたけど、やはりそうなったかも・・・・

オダギリジョーはやっぱり映画で映える役者だなぁ~
仲間由紀恵も、こういう時代劇はピッタリ

話の内容としましては、伊賀と甲賀が5対5の忍者合戦を行うというストーリーに、
『幽遊白書』が脳裏をよぎりました。
あの髪の毛を操る人は、『幽遊白書』で肩の上に乗っかってた戸愚呂兄弟(?)の兄さんを彷彿いたしました。

朧側は正味、薬師寺天膳(椎名桔平)一人で良かったのでは?
熊を被ってた人なんて、2秒ぐらいでやられたし

「伊賀側が勝てば竹千代を世継ぎに、甲賀側が勝てば国松を世継ぎに」
という申し出をした瞬間、伊賀側の勝利は読めたわけで、そしてその通りになったわけですが、結局最後までそのことには触れなかった。
なら、後々の推理的要素を残す意味でも言わなかったほうが良かったのでは?

風景だとか人物の見せ方は映像美って感じでよかったぁ
弦之助と朧が出会うシーン。
2カット目に弦之助が朧を後ろから抱きしめるだけで二人が恋に落ちたことを語る。
う・美しい
弦之助が初めて自分の術を月をバックに披露する。
か・かっちょえぇ

「我らは武器、使う者がなければ意味がない」
「戦うことでしか、生きることができない」

という忍びの悲しい運命。
敵対しながらも想い合う朧と弦之助も「運命なんかない」と思いつつ、逃れられぬ状況に飲み込まれていく。
で、最後は、男よりも女のほうが土壇場で非情になれる。
男のほうが未練がましい・・・という世の様を実に切なく表現していた

が、冷静に考えると、実際に戦っていても、弦之助が時間の流れを緩くできるのに対し、朧はひと眼差しで瞬殺できるのだから、術的に朧が有利な気も・・・結果は同じ?

総合的な感想は、オダギリジョーと仲間由紀恵の魅力満載映画って感じ。
でも、映画にとって主役が魅力的に見えるのは重要なポイント

私は良かったと思います(★★★☆☆)←ホントは3つ半ぐらい
コメント
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