マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

2台ある食器棚の一台を処分したい

2020-02-07 | 終活(モノの整理、心の整理、社会的整理)
ここ数週間、食器棚を処分したくて仕方がありません。

我が家の食器棚事情
以前アップしたブログ内容でも、何度か登場している我が家の食器棚ですが、改めて説明しておきます。

食器棚が2台ある理由は、2つあります。
1つ目は、引っ越しの際に古い食器棚を処分しなかったから。
2つ目は、食器が溢れていたから。

もし、引っ越しする際に所有する食器を厳選していたら、食器棚を2台持つ必要はなかったのですが、もともと引っ越し前は1台でなんとかなっていたのですよね。
それは、なぜか。
未使用食器が、見えない場所(押し入れなど)にしまい込まれていたんですね(笑)

それを知らない私は、食器棚を新しく新調したらどうかと、言ってはいけないアドバイスをしてしまいました。
今では、言わなければよかったと後悔しています(苦笑)
私としては、食器棚が古くて使い勝手も悪く見えたので、アドバイスしたのですが、完全に裏目に出てしまいました。
母は、そもそも食器棚1台では食器が収まらない、と考えていたようで、結局、食器棚を“買い足す”事態が発生してしまったわけです。

更に、引っ越し後も何かと食器が増えていき、2台の食器棚には、食器や保存容器がギチギチに収納されることになるわけですが、それも私が何年もかけて、昨年やっと家族2人で使うだけの数まで減らすことができました。
しかし、まだ整理しきれない調理器具と保存容器があったことと、消耗品(ラップやキッチンペーパーなど)を保管しておく場所もなかったことで、食器棚はそのまま2台使いを継続していました。
1台は純粋に食器棚の役割で、もう1台は調理器具や飲み物(お茶やコーヒーなど)の保管用に。

ところが、最近になって、1台の食器棚に問題が発覚したのです。

食器棚の問題点
問題が発覚したのは、実を言うと引っ越し時に新調した食器棚です。
最初の問題発覚は、1年前ぐらいです。

この新調した方の食器棚は、観音開きの扉が付いていて、扉をマグネットで固定するタイプです。
収納しているのは、ミルサー、コーヒーミル、ティーポット、コーヒーフィルター、水筒、弁当箱、保存容器、ガラスポット、紙食器、ラップ、キッチンペーパー、ごみポリ袋、ティッシュ(ストック)、魔法瓶、お茶、紅茶、コーヒーです。

さて、この食器棚に起きた最初の問題点ですが、それは扉の蝶番のひとつが、割れたこと。
この食器棚の蝶番部分、プラスチックの中に細い金属軸が入っているタイプです。
その蝶番のプラスチック部分が、経年劣化を起こしたのでしょう。
ある日、扉を開けると「ピキッ」と音がして、蝶番のプラスチック部分が欠けました。

私の脳裏に、最初に浮かんだのは「残念」の一言(苦笑)
古い食器棚に比べると、使用期間は約半分です。
それなのに、蝶番という一番重要な部分が最初に壊れるなんて、誰が想像します?
他の蝶番は、まだ生きているので、大事には至っていませんが、そのうち他の蝶番も同じような割れ方をすると、扉が落ちる可能性が高い。
これが、最初の問題点です。

次が、これもまた扉の問題点なのですが、開け閉めすると音がうるさい(苦笑)
これ、マグネットで固定するタイプの扉には、ありがちな現象だと思うのですが、扉とマグネットが当たる瞬間の音が、想像以上に大きい。
特に、ガラス戸になっている上部の開閉は、ガラスの振動で音が割り増しに。

この食器棚の音の大きさに気が付いたのは、最近になって、夜型の母が夜中に何度も開け閉めをするようになったから。
開け閉めする理由は、お茶やコーヒー、ちょっとしたおやつを収納しているからです。
しかし、その何度も開け閉めする音が、想像以上に大きい。
ともすれば、階下の家に音が響いている可能性もあるほど、音が響くのです。
正直、想定外です。

今まで、音に気が付かなかったのは、最初はあまり使用しない保存容器がぎっしり入っていたからです。
保存容器は、たまにしか使わないので、開閉する頻度も極端に少なかったのですが、お茶やコーヒーを収納したことで、毎日のように開閉することになり、やっと音の大きさに気が付いた、という経緯です。

音を軽減するために、マグネット部分にマスキングテープを二重に貼って、マグネットの力を弱めてはいるのですが、それでも音は響きます。
おそらくガラスの振動音も、音が大きい原因のひとつなのでしょう。
いまさらですが、引っ越しの際に、新しい食器棚購入の提案など、しなければよかったと思っています(苦笑)

処分するために
今、とりあえず私の気持ちとしては、蝶番が壊れて、音がうるさい食器棚は処分したいです。
処分するためには、中に収納しているモノを他の場所に移す必要があるので、数日前からいろいろと考えています。

まずは、間引きできる調理器具や雑貨、ストック品を決めること。
モノを間引きするには、暮らしの中の行動も間引きする必要があります。
例えば、ミルサーはジュース作りに使用していますが、手作りジュースをやめてしまえば、不要となります。
また、コーヒーミルも、豆を買わないと決めてしまえば、不要になります(ただ、豆を挽いて淹れるコーヒー、好きなんですよね)
他の雑貨も、そうやって日ごろの習慣を見直せば、不要になるものがたくさんありそうなので、今日から少しずつ、問題ありの食器棚から出していこうと思います。


なんだか、ここ一年くらいは、何かを処分することばかり考えているような気がします(苦笑)
正直なところ、モノを処分することは簡単ではありません。
体力と精神力が必要になるので、とても疲れますし、そのための時間も取られます。
だからと言って、見て見ぬふりや、問題の先延ばしをすると、暮らしに不便や不満を感じることになりかねませんよね。
ここは、頑張りどころと捉えて、食器棚の中、空っぽにしていきたいと思います。