マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

捨てたモノと食器棚の話

2020-02-11 | 日々の暮らし
本日は、家庭ごみ回収日なので、いくつか不要品を処分しました。
そして、ついに食器棚2台あるうちの1台の中身を、空にしました!

処分したモノ
まずは、処分したモノリストです。

 ・大きめのタッパー 2個
 ・陶器製のトレイ 1個
 ・タオルケット 1枚
 ・ディスプレイしていた小物をいくつか
 ・麺棒

今回は、少なめでした。

大きめのタッパーは、空にしたい食器棚から出したときに、移動先の収納から溢れてしまったので処分。
陶器製のトレイは、ティーポットとティーバッグトレイを乗せて、少しお洒落な収納のつもりでいたのですが、実際はティーポットがカチャカチャと当たり、ヒビが入りそうだったので処分しました。
あと、重たかったのもネックでしたね。
取り扱いが面倒だったり、気を遣いながらだったりするモノは、さっさと処分です(笑)

タオルケットは、母がシーツ代わりに使っていました。
しかし、そもそもの用途が違うので、使いづらそうにしていました。
使い込んで古くなっているし、洗濯してまで使わなくてもいいかな、と思い処分。

ディスプレイは、毎日のように見返して、処分する気になったモノを選んでごみ袋へ。
麺棒については、お菓子作りをしないと決めたにも関わらず、何か他の用途に使えそうだと思い、処分せずにずっと持ち続けていましたが、全く使う気配がないし、買いなおしできますし、一度処分します。

食器棚の中身を空にするプロジェクト(大げさだな)
食器棚が2台ある我が家。
そのうち1台が、観音開きでマグネットで固定する扉が付いているタイプなのですが、開閉する際の音が非常にうるさくて不愉快でした。
昨年、頑張って不要な食器やキッチングッズを処分し続けた結果、2台の食器棚は収納に余裕ができていたので、さらに不要な食器やキッチングッズを処分して、もう1台の食器棚を整理すれば、うるさい食器棚を空っぽにできるのでは?
と思い付き、先週少しづつ作業を進めていたのですが、昨日にやっと空っぽにすることに成功しました!

空っぽにして整理した結果、要らなくなった食器棚整理用のカゴも、いくつか空になってしまったので、再度整理整頓して使い道がなかったら、今度のごみ収集日に処分する予定です。

食器棚の今後
さて、空にした食器棚ですが、実は処分を迷っています。

実を言うと、現在使っている食器乾燥機が、とても不安定な場所に設置してあり、ずっと悩んでいます。
母が炊事をしていた頃は、シンク横の作業台に乗せていて、キッチンテーブルの上で料理の下ごしらえをしていました。
しかし、それだととても作業効率が悪いので、キッチンのカラーボックスを利用して、その上に食器乾燥機を置いたのですが、大きさがギリギリで、土台に余裕がない状態です。
この状態になって、数年が経ちますが、いつ何かの拍子に落ちてしまうかわからない状態なので、空にした食器棚の下部分をカウンター替わりにして、食器乾燥機を置いたらどうだろうか、と考えています。

本当は、食器乾燥機がない状態で暮らせばいいだけの話なのですが、私は、布巾で食器を拭くことに抵抗があるので、もし処分したら、自然乾燥にシフトするか、丈夫なキッチンペーパーを使って拭くことになります。
自然乾燥であれば、現在の食器乾燥機と同じように、置いておくスペースを確保しなければいけません。
キッチンペーパーで拭くとなると、それなりに丈夫なペーパーを探して、常備しておかなければいけません。
いずれにせよ、今までのルーティンを少し変更する必要があり、効率的に家事ができるように準備する必要も出てきますので、今からダイニングキッチンの家具配置変更を検討して、どうにもならなかった場合には、食器棚は処分ですね。

食器棚には、こだわりを持つべきだった
今後、我が家ではおそらく、新しく食器棚を購入することはないと思います。
あるとしたら、現在フル稼働中の食器棚のガラス戸が割れたり、引き出しがクラッシュしたりした場合だけだと思います。

そのフル稼働中の食器棚は、両親が結婚した際に購入したモノで、60年近く使っています。
食器棚というよりは、水屋と呼んだ方がしっくりくるモノですが、引き戸なので埃が入りにくく、観音開きの扉よりも衛生的に食器を収納できます。
その点についてはいいのですが、欠点も目立ちます。

まず、カトラリーを収納する引き出しが浅くて狭いこと。
そのために、市販のカトラリー整理に使うトレイが入れられません。
本当は、仕切りがあった方が収納しやすいのですが、仕方がないので、なるべく種類が混ざらないように気を付けて収納しています。

それから、経年劣化で下部分右側の引き戸が開けづらいです。
そこには、年に数回程度しか使わない保存瓶やマグボトルを収納しましたが、そのうち開閉ができなくなるかも。
溝部分の滑りを改善すれば、またスムーズに開け閉めできるようになるかもしれないので、一度試してみます。

あと、化粧板が剥がれている箇所があり、パッと見がみすぼらしく、昭和のコントで出てくるような、貧乏な家庭の食器棚みたいになっています(笑)
最近、やっとキッチンの不要品が減ったので、リメイクシートを使って補修しようかと思っていますが、作業の優先順位が低いので、いつになることか。

そんな感じなので、今使っている食器棚も、空になった食器棚も、使い勝手に不満があります。
最近主流になっている、機能的な食器棚にも憧れますが、もし、買い替える機会があったとすれば、今度こそこだわりぬいて購入したいです。
とはいっても、今から買い替えたとして、使うのはせいぜい20~30年程度。
もしかしたら、もっと短いかもしれません。
そう考えると、今回空っぽにした食器棚を購入する際に、もっと機能性重視で選択をしてほしかったと思います。
そうすれば、化粧板の剥がれた古い食器棚を使い続けることもなかったのに。
(空にした食器棚は、母のセンスで購入されたモノです)

私は個人的に、キッチンは見た目のセンスよりも、機能的センスを重視すべき場所だと思っています。
動線の確保や、収納や作業のしやすさ、それらが総合的に機能してこそ、キッチンを快適に使いこなせると思います。
狭小住宅でない限り、キッチンという場所は作業を中心にする場所です。
楽しく作業するという観点から言うと、見た目も大事だと思いますし、例えばカントリー調で統一したりするのも、悪くはありません。
しかし、その上で、やはりキッチンは機能的であるべきだと思っています。
機能的なキッチンにするために、家具の選択は重要です。
そこを考えずに、なんとなくよさそうだ、という感覚だけで食器棚を選んでしまったのは、母の失敗だと思っています。

その失敗を教訓としたいのですが、おそらくその教訓が生きてくる機会に恵まれる確率は、非常に少ないです。
食器棚が、本格的に壊れない限りは(笑)


今回、食器棚を空にするプロジェクトを敢行して思ったのは、家具選びは慎重にすべきだし、もしも納得できずに妥協しそうであれば、思い切って家具のない暮らしを選択したほうがいい、ということでした。
家具は一度買うと、簡単に買い替えることができません(お金持ちなら、できるかもしれませんが)
何年も、何十年も、その家具を使った暮らしをすることになるのに、その家具に対して、常に納得できない気持ちが付いて回ると、なんとなく幸せが減ってしまうような気がします。
自分が快適で、幸せを感じられる暮らしを望むのなら、妥協したり、なんとなくという感覚で家具を購入してはいけない。
そんなことを考えながら、これからも不要なモノは、家具でもなんでも処分しよう、と決意を新たにした祝日なのでした(笑)