片付けのコツや、処分するときの考え方など、いろいろなブログやコラム、動画を参考にして、私も実行しています。
その中で、いつも処分に悩んでいたモノの1つが、取扱説明書でした。
アドバイスは「必要ありません」ですが
片付けの達人、整理収納の達人、ミニマリスト。
このような肩書(や自称)を持つ方々は、大体もれなく「取扱説明書は、不要だから捨てましょう」と意見が一致しているように思えます(例外もあるかもしれません)
取扱説明書が不要な理由は「読まない」「ネットで公開しているモノがほとんどだから、スマホやパソコンで見ることができるから」です。
ところが、私は紙の取扱説明書を読むのが大好きです。
私の周りにいる人たちに、この話をすると、大体は微妙な反応を示します(苦笑)
自分が少し変わり者なのかと思いましたが、とある漫画家の先生が「活字中毒なので、取扱説明書も最初から最後まで読む」とツイッターでつぶやいておられて、私、この漫画家の先生に近いかもしれない、と思いました(笑)
また、その先生は活字が目の前にあるのに、読まないなんて勿体ないと思ってしまうそうで、正真正銘の活字中毒なのだな、と思いました(笑)
私の場合は、中毒とまではいかないと思うのですが、たしかに目の前に活字で書かれた文章があると、つい読み始めてしまいます。
そして、最初の数行で内容に興味が湧かなかったら、読むのをやめてしまいます。
しかし、取扱説明書の場合は、文章としては淡々と説明が書いてあるだけなので、一見面白くなさそうに感じますが、私の場合購入した商品に興味があるので(興味がなかったら買いませんし)、その興味ある商品の説明をしてくれる書、つまり取扱説明書にも興味があるわけです。
そんなわけで、取扱説明書はたまに読み返すこともあります。
本当に珍しいタイプかもしれませんが、家電品の取扱説明書は、下手をすると一年間に数回読み返すので、不要な理由の「読まない」は当てはまらないのです。
取扱説明書は邪魔になる?
読むのが好きな私の場合、取扱説明書が邪魔になると思ったことがありません。
邪魔になるどころか、わざわざ取扱説明書専用のポケットファイルとファイルボックスを用意しているくらいですから、どちらかというと大切にしてしまうのです(苦笑)
また、数年前に浴室、洗面台、トイレとリフォームしたのですが、それぞれの取扱説明書はそれぞれの場所に置いて、何かあったらすぐに読めるようにまでしています。
しかし、先ほども書いたように、片付けや整理整頓のアドバイスでは、ほとんどの方が、取扱説明書は紙で持っておく必要はない、とおっしゃって、片付け動画などでは9割がた捨てられてしまう運命です。
たしかに、名の知れたメーカーの商品は、取扱説明書を公式サイトで公開していますしダウンロードも可能なので、パソコンやスマホで読めば事足りるはずです。
さすがに、読むのが好きな私でも、それは理解も納得もできます。
それでも、なんとなく手放しがたいと思って悩むこと数年(長いな...)
いまだに、邪魔だとは少しも思っていないのですが、ふと、書籍として捉えたらどうだろうか?と考えた途端に、所有しておく必要はないのかもしれない、と気付きました。
取扱説明書は書籍である
書籍として考えたら、なおさら大事にしてしまいそうですが、そうではありません。
私は、読み終わった書籍がある程度溜まれば、つど古本屋に売却したり、古紙回収に出したりします。
昔は、漫画や小説を溜め込んでは読み返していましたが、部屋の中のモノを処分し始めたころから、どこかでまた読めるはず、と思えるようになり、書籍関係は不定期に処分するようになりました。
ところが、取扱説明書に関しては、手放してしまうと入手困難な読み物である、という妙な固定観念がありました。
しかし、何度も言いますが、今ではネットで公開されダウンロードもできるようになりましたから、入手困難になるということはあり得ないし、もし手放した後に、もう一度手に入れたかったら、メーカーへ依頼したら送ってくれます。
それに、ダウンロードした取扱説明書は、電子版書籍のようなモノですから、普通の書籍となんら変わりはありません。
そして、よくよく考えたら、いずれ処分することになるモノの取扱説明書ですから、モノを処分すると同時に取扱説明書も不要になる運命。
だったら、いつ処分しても変わらないだろう、と。
こうして、取扱説明書への視点を変えてみたら、処分しても大丈夫だと思えたので、ついに手放すことに決めました!(たかが取扱説明書に、大げさです)
まずは家電品の取扱説明書から処分します
処分を決めはしましたが、全く手元からなくなるのは不安だったので、まずは家電品の取扱説明書のPDFファイルを、公式サイトからダウンロードしました。
まだ、全部とはいきませんが、とりあえずテレビとHDDレコーダー兼DVDプレイヤー、ケーブルテレビのトップボックスとルーター、パソコンまではダウンロードが終わったので、紙の取扱説明書はごみ箱へ。
引き続き、洗濯機、電気湯沸かし保温ポット、洗面台、浴室は、取扱説明書をダウンロードして、紙を処分します。
また、今度故障などの不具合が出たら、確実に処分するモノの取扱説明書はダウンロードせずに、処分します。
モノとしては、冷蔵庫、LEDライト、食器乾燥機、家電品以外のモノ(ほとんどが組み立て家具)の取扱説明書ですね。
他にも、ちまちまとした取扱説明書があるので、それらは全部処分でいいはずです。
ただ、どうしても残しておきたい取扱説明書もあります。
それは、オーブンレンジとトイレ、そして圧力鍋の取扱説明書です。
オーブンレンジと圧力鍋は、レシピも掲載されているため、手放せません。
レシピも、電子ファイルで閲覧したらいいのかもしれませんが、スマホやパソコンだとスクロースしながら読まなければならず、これって意外と面倒なのです。
紙のレシピは、上手に1ページ以内に収まっているので、スクロールの手間も要らないし、ページをめくる必要もないので、レシピが載っているこの二つは、紙で残します。
トイレの場合は、以前職場で携帯電話を落として便器へ水没させたトラウマがあり、もしスマホやパソコンを便器に落としてしまったら、と考えるととてもリスキーなので、これは紙で残します(苦笑)
ちなみに、落とした携帯電話は会社から支給される職場内専用回線のモノでしたが、予算でフォローされているのか、弁償はしなくて済んだので、よかったです。
同じ水回りでも、浴室や洗面台は水没の危険性がないので、残さなくても大丈夫なのです。
余談ですが、家の中で唯一常に水が張っている場所って、水洗トイレだけですよね。
まあ、浴室の排水溝にも水は溜まっていますが、排水溝へモノを落として水没させる危険性は、ほとんどないので、トイレが唯一水没の危険性がある場所なのですよね(笑)
以上、このような感じで、取扱説明書の処分を進めていきたいと思います。
一応、今週中の処分を目標に、頑張ります。
最近になって、今まで手放すことができないと思っていたモノが、サクサクと手放せるようになってきました。
それは、歳を経てモノへの見方が変化してきていることも、影響しているのだと思います。
少しずつですが、終活準備が進んでいることも、楽しいです。
老後のことを考えて、モノを手放していくなんて、寂しい生き方かな?と思うときもあるのですが、残りの数十年、自分の生活をリセットして、新しい楽しみを作ったら、幸せな時間が増えそうな気がするので、自分を信じて、これからも終活を続けます。
その中で、いつも処分に悩んでいたモノの1つが、取扱説明書でした。
アドバイスは「必要ありません」ですが
片付けの達人、整理収納の達人、ミニマリスト。
このような肩書(や自称)を持つ方々は、大体もれなく「取扱説明書は、不要だから捨てましょう」と意見が一致しているように思えます(例外もあるかもしれません)
取扱説明書が不要な理由は「読まない」「ネットで公開しているモノがほとんどだから、スマホやパソコンで見ることができるから」です。
ところが、私は紙の取扱説明書を読むのが大好きです。
私の周りにいる人たちに、この話をすると、大体は微妙な反応を示します(苦笑)
自分が少し変わり者なのかと思いましたが、とある漫画家の先生が「活字中毒なので、取扱説明書も最初から最後まで読む」とツイッターでつぶやいておられて、私、この漫画家の先生に近いかもしれない、と思いました(笑)
また、その先生は活字が目の前にあるのに、読まないなんて勿体ないと思ってしまうそうで、正真正銘の活字中毒なのだな、と思いました(笑)
私の場合は、中毒とまではいかないと思うのですが、たしかに目の前に活字で書かれた文章があると、つい読み始めてしまいます。
そして、最初の数行で内容に興味が湧かなかったら、読むのをやめてしまいます。
しかし、取扱説明書の場合は、文章としては淡々と説明が書いてあるだけなので、一見面白くなさそうに感じますが、私の場合購入した商品に興味があるので(興味がなかったら買いませんし)、その興味ある商品の説明をしてくれる書、つまり取扱説明書にも興味があるわけです。
そんなわけで、取扱説明書はたまに読み返すこともあります。
本当に珍しいタイプかもしれませんが、家電品の取扱説明書は、下手をすると一年間に数回読み返すので、不要な理由の「読まない」は当てはまらないのです。
取扱説明書は邪魔になる?
読むのが好きな私の場合、取扱説明書が邪魔になると思ったことがありません。
邪魔になるどころか、わざわざ取扱説明書専用のポケットファイルとファイルボックスを用意しているくらいですから、どちらかというと大切にしてしまうのです(苦笑)
また、数年前に浴室、洗面台、トイレとリフォームしたのですが、それぞれの取扱説明書はそれぞれの場所に置いて、何かあったらすぐに読めるようにまでしています。
しかし、先ほども書いたように、片付けや整理整頓のアドバイスでは、ほとんどの方が、取扱説明書は紙で持っておく必要はない、とおっしゃって、片付け動画などでは9割がた捨てられてしまう運命です。
たしかに、名の知れたメーカーの商品は、取扱説明書を公式サイトで公開していますしダウンロードも可能なので、パソコンやスマホで読めば事足りるはずです。
さすがに、読むのが好きな私でも、それは理解も納得もできます。
それでも、なんとなく手放しがたいと思って悩むこと数年(長いな...)
いまだに、邪魔だとは少しも思っていないのですが、ふと、書籍として捉えたらどうだろうか?と考えた途端に、所有しておく必要はないのかもしれない、と気付きました。
取扱説明書は書籍である
書籍として考えたら、なおさら大事にしてしまいそうですが、そうではありません。
私は、読み終わった書籍がある程度溜まれば、つど古本屋に売却したり、古紙回収に出したりします。
昔は、漫画や小説を溜め込んでは読み返していましたが、部屋の中のモノを処分し始めたころから、どこかでまた読めるはず、と思えるようになり、書籍関係は不定期に処分するようになりました。
ところが、取扱説明書に関しては、手放してしまうと入手困難な読み物である、という妙な固定観念がありました。
しかし、何度も言いますが、今ではネットで公開されダウンロードもできるようになりましたから、入手困難になるということはあり得ないし、もし手放した後に、もう一度手に入れたかったら、メーカーへ依頼したら送ってくれます。
それに、ダウンロードした取扱説明書は、電子版書籍のようなモノですから、普通の書籍となんら変わりはありません。
そして、よくよく考えたら、いずれ処分することになるモノの取扱説明書ですから、モノを処分すると同時に取扱説明書も不要になる運命。
だったら、いつ処分しても変わらないだろう、と。
こうして、取扱説明書への視点を変えてみたら、処分しても大丈夫だと思えたので、ついに手放すことに決めました!(たかが取扱説明書に、大げさです)
まずは家電品の取扱説明書から処分します
処分を決めはしましたが、全く手元からなくなるのは不安だったので、まずは家電品の取扱説明書のPDFファイルを、公式サイトからダウンロードしました。
まだ、全部とはいきませんが、とりあえずテレビとHDDレコーダー兼DVDプレイヤー、ケーブルテレビのトップボックスとルーター、パソコンまではダウンロードが終わったので、紙の取扱説明書はごみ箱へ。
引き続き、洗濯機、電気湯沸かし保温ポット、洗面台、浴室は、取扱説明書をダウンロードして、紙を処分します。
また、今度故障などの不具合が出たら、確実に処分するモノの取扱説明書はダウンロードせずに、処分します。
モノとしては、冷蔵庫、LEDライト、食器乾燥機、家電品以外のモノ(ほとんどが組み立て家具)の取扱説明書ですね。
他にも、ちまちまとした取扱説明書があるので、それらは全部処分でいいはずです。
ただ、どうしても残しておきたい取扱説明書もあります。
それは、オーブンレンジとトイレ、そして圧力鍋の取扱説明書です。
オーブンレンジと圧力鍋は、レシピも掲載されているため、手放せません。
レシピも、電子ファイルで閲覧したらいいのかもしれませんが、スマホやパソコンだとスクロースしながら読まなければならず、これって意外と面倒なのです。
紙のレシピは、上手に1ページ以内に収まっているので、スクロールの手間も要らないし、ページをめくる必要もないので、レシピが載っているこの二つは、紙で残します。
トイレの場合は、以前職場で携帯電話を落として便器へ水没させたトラウマがあり、もしスマホやパソコンを便器に落としてしまったら、と考えるととてもリスキーなので、これは紙で残します(苦笑)
ちなみに、落とした携帯電話は会社から支給される職場内専用回線のモノでしたが、予算でフォローされているのか、弁償はしなくて済んだので、よかったです。
同じ水回りでも、浴室や洗面台は水没の危険性がないので、残さなくても大丈夫なのです。
余談ですが、家の中で唯一常に水が張っている場所って、水洗トイレだけですよね。
まあ、浴室の排水溝にも水は溜まっていますが、排水溝へモノを落として水没させる危険性は、ほとんどないので、トイレが唯一水没の危険性がある場所なのですよね(笑)
以上、このような感じで、取扱説明書の処分を進めていきたいと思います。
一応、今週中の処分を目標に、頑張ります。
最近になって、今まで手放すことができないと思っていたモノが、サクサクと手放せるようになってきました。
それは、歳を経てモノへの見方が変化してきていることも、影響しているのだと思います。
少しずつですが、終活準備が進んでいることも、楽しいです。
老後のことを考えて、モノを手放していくなんて、寂しい生き方かな?と思うときもあるのですが、残りの数十年、自分の生活をリセットして、新しい楽しみを作ったら、幸せな時間が増えそうな気がするので、自分を信じて、これからも終活を続けます。