マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

小引き出しの中身を全部出した

2020-02-13 | 日々の暮らし
数か月前に、母が使っていた小引き出しを貰い、文具を始めとした小物類を収納しました。
そして昨日、今度は中身を全部出して、小引き出しを処分することにしました。

小引き出しを貰った理由
小引き出しを貰う前は、ローチェストの幅が狭い引き出しを利用していたのですが、ローチェストを母用にするために、中身を全部出しました。
その際に、出した日用雑貨や文房具をコンパクトにまとめられると思い、母が使っていた小引き出しと交換することを思いつきました。

もともと、ローチェストを使用していた際も、それぞれの引き出しには、少しの量しか入れていなかったので、小引き出しに入れると、ちょうどよかったというのもあります。
そして、ほとんどの日用雑貨と文房具を小引き出しに収めて、満足していたのですが、日が経つにつれて使いにくさを感じるようになってきました。

大雑把にまとめよう
小引き出しには、細かくカテゴリー分けをして、それぞれの引き出しにはラベルを付けて管理しました。
使用頻度順で上から順番に、化粧品、お出かけグッズ(マイバッグや財布など)、筆記具、ハサミやカッター、テープや糊や画鋲などの貼り付ける道具、ファーストエイドなどの衛生用品、記録媒体や充電ケーブルやスマホグッズ、マスキングテープと、細かく分けて入れていました。

最初のうちは、整理整頓できたし、部屋の見た目も悪くないと満足していたのですが、今年に入ってから、なんとなく使い勝手が悪いと感じるようになってきました。
その原因は何だろう?と、考えてみたのですが、どうも小引き出しの段数に合わせて、細かくカテゴリー分けしたことが、使い勝手の悪さに繋がっているようだと気付き、今度はもっと大雑把にまとめることにしました。

動画先生にご教授いただいて
大雑把にまとめるアイデアが出たので、今度はどういった分け方をするかについて、いつもお世話になっている動画配信チャンネルでご活躍中の、不特定多数の動画先生の指南を仰ぐことに(笑)

片付けや不要品の仕分けをするとき、必ずと言っていいほど、思考が停止してしまうことがあります。
また、そういうときは必ず自分の思い込みや、身に染み付いた習慣などが邪魔をしていることが多いので、動画配信している方々が、どういった片付け方や不要品を処分しているか参考にし、自分の思い込みや習慣をリセットします。

今回は、思い込みとカテゴリー分けを見直すため、引き出しの中身を全部出して、それぞれの使用頻度を確認するところから始めました。
動画先生たちは、必ず「全部出し」をしてから、不要品を分けていきます。
私も、時間に余裕があるときは全部出しをしますが、普段は、生活していく中で使い辛さを感じたり、違和感を抱いたりしたタイミングでモノを処分しています。
そのやり方だと、やはり手付かずな場所が、どうしても発生してしまいます。
ですから、今回は使用頻度が低いモノを見極めて、動画先生たちのカテゴリー分けも参考にしながら、引き出しの中身をまとめていきました。

カテゴリーを見直して小引き出しは処分
小引き出しの前に、食器棚を空にしたときのことを振り返ります。
食器棚を空にした際は、そもそも食器棚の使い勝手が悪かったので、廃棄を前提に中身を全て違う場所へ移動させました。
最初は、収まりきれないかもしれない、という不安もありましたが、いざ片付けてみたら、収まる場所は結構ありました。

このとき、実は結構細かいカテゴリー分けをして収納をしていたので、収容率が低い場所が存在していたのです。
しかし、そのカテゴリー分けを無視して、大体の感覚で収納してみたら全部移動できたので、小引き出しの中身もなんとかなるのではないか、という自身もあり、いざ、小引き出しの中身を全部出しです。

まず、筆記具、ハサミ、カッター、糊、テープ、画鋲など、文房具と呼ばれるものはすべてまとめて、さらに認印と朱肉も一緒にしました。
筆記具で頻繁に使う数本だけは、手帳カバー(システム手帳カバーの使いまわし)のポケットにセット。

お出かけグッズで頻繁に使うモノは、使っているバッグのそばに置くことにして、使用頻度の低いモノやただ保管しているだけのモノは、クローゼットの中にセットしてる引き出しに。

割と頻繁に使う、ファーストエイド、マスキングテープ、化粧品、充電ケーブルとイヤホン、記録媒体は、見せる収納状態で使うことにしました。
整理しながら気が付いたのですが、私結構マスキングテープを使うのに、なぜか小引き出しでは一番下の段に収納していて、使用頻度は低いと思い込んでいましたが、実際はなにかと活用していました(笑)
どうりで、使い勝手が悪くなるはずですね。
自分では、そこまで使っていないと思っていても、案外使っているモノもあるのです。

以上のような感じで、他のモノも一番関連が深そうな場所へ移動させて、見せる収納をするものについては、もともと違うモノが入っていた小さな箱や缶の中身と入れ替えたりして、なんとか格好がつきました。
立てて収納できそうなモノは、本棚代わりに使っている段ボール収納箱に立てて、一部のモノは吊り下げ収納に変更し、一応片付けと整理整頓は完了です。
まだ、雑然としている感じは残っているので、これから細かい修正をしていきます。

部屋がまた少し広くなった
たとえ小さな家具でも、取り除いたら部屋が広くなったように見えますし、実際使える面積が増えているので、ゆとりができました。
小引き出しは、必要なモノだと思って母から貰ったのですが、なくても全く平気でしたね。

小引き出しが必要だと感じた理由には、机に引き出しが付いていないこともありました。
私が使っている机は、無印良品の折りたためる机で、引き出しが付いていません。
DIYで、引き出しを付けてみようかと考えてみたこともありましたが、折りたたむ機能を重視すると、付けられません。
取り外しできる引き出しも考えましたが、それよりは、袖机のような収納を足した方がいいのではないか、という考えから、母が使用していた小引き出しに目を付けたわけです。

しかし、これも思い込みというか、机には引き出しや袖机が必要だという固定観念があったからこその、勘違いでした。
私は、もともと文房具は必要最小限しか持っておらず、学生時代は筆入れが小さいことで有名でした(笑)
今は、パソコンやスマホもあるので、文房具も使う種類が限られています。
それでも、週に数度、月に数回と、全く使わないわけでもないモノが、結構多いです。
それらのモノを収納しなければ、という気持ちに追い立てられて、小引き出しの活用というアイデアに至ったのですが、使い勝手が悪かったり、違和感を抱くのであれば、それはしなくてもよかった不要な手間でしたね。

不要品が占める面積は案外広い
大きな家具を処分すると、使えるようになる床面積も結構広いため、想像がしやすいと思うのですが、小さい家具や床置きしているインテリアは、そこにあっても問題ないと感じがちです。
しかし、片付けて、移動させたり処分したりすると、思いのほか床面積を占領していたことに気が付きます。

ただ、飾るだけのインテリアは、飾る人のセンスが関わってきますが、小さな収納家具については、中に入っているモノがほとんど不要品である可能性が否めません。
もし、処分しても問題ないモノが半分以上収納されていたら、その家具もおそらく不要品です。

以前、潔癖症芸人の方の家に、中身の入っていないキャビネットを飾っていたという話を、ブログ記事の中で触れてあことがあるのですが、知らず知らずのうちに、手持ちの収納家具がただ飾っているだけ状態になっている可能性は、十分にありますよね。

人は、日々暮らしが変化していきます。
暮らしが変化すると、持ち物も変わって当然です。
私は、人目を気にすることをやめた日から、不要品が増えだしました。
その不要品を処分すると、見る見るうちに収納家具の中身がなくなり、家具そのものも処分したおかげで、フリースペースが広がり、今後スペースが必要になった際に使える目途が立ちました。

今振り返ると、私あるいは家族が所有していた不要品が、どれだけ多かったのかを、実感します。
よくまあ、これだけの不要品を溜め込んだものだ、と。
その不要品が入っていた収納家具が占領していた総面積は、四畳半一間くらいにはなると思います。
今でも、まだまだ不要品を処分しきれていない状態ですから、不要品が占める割合ってとてつもなく大きいのですね。

これまで、自分の家は狭くていやだな、と思う日もあったのですが、今は広々としていて快適に過ごすことができているので、不要品の処分は積極的にした方がいいですよ、と狭い部屋に悩んでいる方に伝えたいです。


さて、食器棚に続き、小引き出しの処分も決まったので、また業者に連絡をして引き取りに来てもらおうと思います。
本当は、前回ハイチェストを処分する際に、一緒に頼めたらよかったのですが、食器棚の処分はそのあとに決めたので、仕方ありません。
余計な出費が増えますが、今後の生活を快適にするための費用ですし、遺品整理には何十万、何百万とかかるという話も聞いたことがありますから、今のうちにコツコツと不要品を処分していきたいと思います。