ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

イタリア、脱原発を選択

2011-06-14 06:05:43 | Weblog
[ローマ 13日 ロイター] イタリアで行われていた原発再開の是非を問う国民投票は、投票率が投票成立の条件である50%超を上回り、原発再開計画の撤廃が決定した。原子力推進派であるベルルスコーニ首相にとっては、前月の地方戦大敗に続き、大きな痛手となった。

内務省の発表によると、投票率は57%。閣僚の一部は国民にボイコットを呼びかけていたが、投票率は前回と比べて高水準となった。開票された票のうち95%が原発再開反対を支持した。

今回の国民投票は、原発再開のほか水道会社の民営化など4つの案件の是非を問う内容。

ベルルスコーニ首相は声明で「政府および議会は、4つの国民投票の結果を完全に受け入れる義務を負う」と述べた。また同国における原発利用の可能性は、おそらくなくなったとの見解を示した。

国民投票の結果を受けて、野党はベルルスコーニ首相に対する退陣要求姿勢を強めているほか、連立を組む北部同盟の不満も高まっており、首相を取り巻く環境は厳しさを増している。

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反原発国は、スイス、ドイツ、イタリアです。

ドイツ、イタリアに日本が加われば、日独伊三国同盟ですね。

安全性だけでなく、電力が企業のコスト項目であることを忘れてはならないと思います。

日本が原発は全廃なんて極端なことをすると、電気代が高くなりすぎて、企業が提供する製品やサービスが国際競争力をもたないものになる懸念をもちます。

イタリアは原発再開しませんが、以前からフランスから原発の電力を供給してもらっています。

原子力推進国は、アメリカ、ロシア、中国、フランス、・・・、北朝鮮。

脱原発を忠実にやってしまうと、ドイツと日本はコスト高のため、第二次世界大戦の時のように、国際的な経済競争で敗戦国になりそうな気がします。

ドイツと日本は大丈夫かなー?
コメント
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