娘とのフラワーアレンジメントレッスン4回目のデザインは、基本形の「コウン」
昨日のブログ記事でも話しましたが、これはとにかく難しい形
テキストの参考作品の写真を見て「これ、綺麗だね~😊」と、
作りたい意欲満々の娘でしたが、
「あのね~😅、これね、見た目は単純な形だけど、
めちゃ難しいから、こんなに綺麗には仕上がらないと思うよ😅
だから、うまく思い通りに出来なくても、がっかりしないでね
一回目から綺麗に作れる人はだーれもいないからね😅」
と、かなりの予防線をはっておきました(笑)
レッスン花材はこんなお花
ガーベラは面の大きな花なので、使いにくい花材です
リンドウは切り分けをするとたくさんお花が使えるので、あると助かる花材です
本当は赤ドラセナ2本がありましたが、基本形のきっちりとした形を作るには
少々扱いにくい花材なので、今回は使わず、その代わりにレザーファンを使うことに
「最初は、高さの花をスプレーカーネーションを使って挿してみようか
枝分かれの様子をよーく観察して、なるべく茎がまっすぐで、花が真上を向いているラインを
選んで、切り分けしてみてね」
「はーい、 でも、真っ直ぐの茎なんてないよ」
「もちろん、自然のものだから、真っ直ぐの茎はないわね、
なるべくまっすぐな物を
選んでね
そして、大事なことは、中心点の真上に中心の高さの花が位置するようにすること!
高さの花の茎は多少歪んでいても構わないから」
「そうなんだ、茎はまっすぐじゃなくてもかまわないんだね😅」
「そーそー」
「その後は底辺のアウトラインを先に作るから、中心から10センチになるように
4ポイント花材を中心から水平に横向きに配置してみて」
「こうかな~?」
「そーそー、綺麗にできてるわよ、今のところはね☺️
次は、今入れた底辺のカーネーションのそれぞれの間、さらに花材を1本ずつ入れて
底辺に8本の花材を入れると、底辺のアウトラインがはっきりとわかるわね」
「これ、同じカーネーションでいいの?」
「同じ花じゃない方がいいわよ
底辺にカーネーションを使い過ぎると、上の方に使うカーネーションが足りなくなるし、
花材配分が均等ではなくなるから、違う花の方がいいわね」
「はーい!」
「さあ~!ここからが大変なのよ😅
最初に入れた高さの花、カーネーションを頂点にして、そこから底辺の水平に入れた花材に向かって
直線の輪郭線を作っていくように花材を足していくの
頂点付近は花が輪郭線からはみ出しやすいから、
咲き方の小さめのものや、葉っぱもはみ出さないように、整理しながら配置していくのよ」
「ひぇ~💦難しそう~💦」
「だから、これは難しいよって言ったじゃない(笑)」
「できるかな~💦」
「ウ~ン、多分💦 例えば、カーネーションの下にはこんな風にルスカスの葉先数枚だけを見せるように
ぴったりくっつけて配置するの
リンドウの花も花数を少なくしてぴったりとくっつけて
やってごらんなさい」
「こんな感じ?」
「そうそう、この調子この調子🎶
こんな感じでもう少しトップの花の周りあたりを輪郭線からはみ出さないように花材を足していくのよ」
さて、この後、少し花材が入った状態がこちら
「ママ、ガーベラは難しいわ~😢
それにだんだんはみ出してきそうだ」
「絶対はみ出したらダメ~~~
同じ花が続かないように、それに時々グリーンに入れて
いろんな角度から見て確認してね」
「な、なんとかやってみる😓」
この後、彼女の奮闘の結果こんな風に仕上がりました
リンドウが大活躍です(笑)
右手前のガーベラ花が大きいので、ペタっとした感じです
真上から見ると
大幅に輪郭のはみ出たところはありません
初めての作品としてはよくできていると思います
「難しかった~!途中でどこに花をさしたらいいのかわからなくなってきたわ
もう、最後はリンドウしか花が残らなくて、リンドウだらけになってしまった」
「思ったよりは綺麗に仕上がっているわよ☺️
もっと変な形に成ると思ったけど😅あはは💦」
「ママの作ったお手本があったからなんとか出来たけど、
なんだか直線のアウトラインがガタガタになってるよね😅」
「最初はこんなものよ、合格圏内よ」
まあまあなんとか円錐ぽくなりました
次回は、娘の仕事の日程が合えば「ダイヤモンド」を予定しています🌺