娘とのフラワーアレンジメントレッスン10回目
先週はProfessionalコースのデザインの「カトレアのフリーセント」
まあまあの仕上がりでした
今週も、Professionalコースのデザイン「ヴィンデント」を作りたい!と
ずいぶん前にデザインを決める時に自分で言ったので
私もそのつもりで花材を用意していたのですが・・・
「え?今日って、これを作るの?」
「え? 自分でこれにするって言ったじゃない! 忘れたの?」
「ウーん、なんせ、仕事が忙しくて~💦」
「『ヴィンデント』って花材が互いに絡まりまきつく様子を表す作品なのよ
だから、アウトラインの決まりは特にないけれど、美しく絡まっているように
配置するのが難しいわね」
「えー、難しそう」
今回はテキストの参考作品とまったく同じ種類の花材です
バラ(黄色) モカラ(オレンジ) オンシジューム(黄色)
ドラゴン柳、 ブプレリューム、 アイビー
マルバルスカス、 ベアグラス
それ以外に、ソリダスター(黄色)とラナンキュラス(黄色)も使うことにしました
実は先週、私の持っている教室の一つ
が、特別企画のフラワープレゼントに当選、
カリキュラムレッスンの花材以外に、バラやらラナンキュラスやら、花束一つ分ができるほどの分量のお花が
レッスン参加者全員にプレゼントされました
その時に、花材を注文していたので、
ラナンキュラスとソリダスターはそのプレゼント花材です
あらかじめ、テキストの参考デザインの写真と
先週のレッスンでたくさんの生徒さんたちが作った作品の写真を
iPadで見せると
「ヘェ~!なんだか生徒さんの作品、すごいね😲、できるかなー?」
「できるできる! 大丈夫だよ~
花材を絡める土台となるドラゴン柳の配置の仕方が重要よ
その入れかたによって、作品の仕上がりや印象が違ってくるから」
「でも、出来上がりの形が決まっていないって、難しいよね」
「でしょう?、これ、Professionalの作品だもの」
「そうだった(ー ー;)」
「まずはフォーカルポイントになる黄色い大きな花をフローラルフォームの上面に挿してみようか
今回は花の間隔はあまり開けないように、くっついているようないないような」
「バラから挿すの? ラナンキュラスから挿すの?」
「どっちでもいいけど、本来はバラだけのデザインにラナンキュラスを追加するわけだから
自分の中でどちらの花を中心と考えるかによるわね」
「なるほどー、じゃあ、バラからいくわ」
「どーぞ(^_^)」
「上から見るとうまく配置できているけど、ちょっと高さが気になるなー、
もう少し低くしないと、側面のフォームがカバーできないような気がするけど💦」
「え?そうなの?
どうしよう、低くする?」
「うーん、まあ、なんとかなるかもしれないから、このままにしとこう
中央のフォーカルポイントの花が挿せたら、その周りを囲むように
マルバルスカスを切り分けて配置してね」
「OK!」
「こんな具合でいい?」
「いい感じ、いい感じ
さて、ここからが本番! ドラゴン柳に手で矯めを効かせて絡まりの元になるラインを作っていくのよ
柳の先端部分はそのままフローラルフォームに挿してもいいけれど、
他の花材の茎を少し長めに側面に挿しておき、
そこに柳の枝を結束バンドで留めて、柳の枝の先端の動きを
あえて見せることもありよ
そうすると、作品に動きがプラスされるわね」
「へえ~~~~~!そんなワザを使っているんだ~」
「結束バンドで留めるのって、すごくやりにくいね、
ママに手伝ってもらわないと、一人じゃできないんだけど・・・
生徒さんたち、みんな自分一人で留めてるの?」
「多分、そうだと思うわよ、手伝ってくださいって
言われてないから」
「さすが~💧」
「じゃあ、ここからは残りの花材を配置してね
ドラゴン柳に絡ませるのはオンシジューム、ブプレ、アイビー
モカラは3つぐらいに切り分けして使ってみてね」
出来上がりがこれ
ベアグラスの入れ場所がわからないと言うので、
そこはちょこっとお手伝いしました
テキスト参考サイズに比べると、ずいぶん大きくなっています
今回は花の色はイエロー
あとはグリーンとドラゴン柳の赤茶色
色数を抑え、グリーンとイエローのコントラストがよく効いた作品です
ドラゴン柳の赤茶色のラインは作品の中ではよく目立ちます
入れかた難しいですが、ちょっとおしゃれな感じを出してくれますよ😉