フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

特別展 我が名は鶴亭(かくてい)@神戸市立博物館  見てきました

2016年04月10日 | 日記

昨日4月9日(土)より神戸市立博物館にて始まった
「特別展 我が名は鶴亭」展

初日に見てきました

日本画の展覧会を神戸で見るのは初めて

日本画と言うと、イコール、モノクロの世界、水墨画で地味で暗い、
そんなイメージをずっと抱いていましたが、
とんでもない!
この数年、一年に2度ほど東京美術館巡りをして
ジャンルを問わず、その時に見れる展覧会に足を運んできましたが、
その時に日本画を見る機会があり
認識の乏しさを痛感しました

この3月に東京へ行った折も、恵比寿の山種美術館で
「ゆかいな若冲・めでたい大観 ーHAPPYな日本美術ー」を観てきましたが、
色彩豊かでユーモラスな表現に心和む素晴らしい展覧会でした





「中国由来の美しく、おめでたい花鳥画を
構図と色にこだわって”かっこよく”アレンジした鶴亭の絵は
京阪の画家に大きな影響を与え
18世紀の江戸絵画界を盛り上げる起爆剤となった」

~パンフレットより~

掛け軸の縦長の画面の中に
色鮮やかな花、そして生き生きとした鳥のモチーフ
そしてその大胆な構図は
本当に「かっこいいい」の一言です

花鳥画に描かれている薔薇、梅、蘭など
アレンジで馴染みの花でも
大胆な枝ぶりの表現には驚き、
また、特に牡丹や菊の花の
細部に渡る細か描写には本当に目を見張ります

また、鶴、鸚鵡、鳳凰、鷹など
今にも動き出しそうな生き生きとした姿
眼光の鋭さからふわふわとした羽の様子

初日の午前中でしたが、一枚一枚ゆっくりと鑑賞できました



花鳥画に込められた意味を分かりやすく
解説してくれる説明書きもあり
より日本画を身近に感じることのできた
展覧会でした



初日と云う事だと思いますが、
正面のこの大ポスターの前でNHKの取材のような事もしていましたよ😉






5月29日までの開催です










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🔰のフラワーアレンジメント 第11回 カラー

2016年04月10日 | 初めてのフラワーアレンジメント

娘とのフラワーアレンジメントレッスン11回目

またまた今週もProfessionalコースのデザイン 「カラー」をチョイス

カラーの茎のしなやかなライン
モンステラの葉の切れ込模様の美しさ
白やグリーン系でまとめられた色

誰が見てもキレイ~✨って思いますよね^_-☆

しかし!

実は先週のレッスンでは
花材変更で
モンステラ1枚とハランもしくはタニワタリ
という組み合わせ😿

娘の花材も超ロングタニワタリ2枚に変更になってしまいました

「このタニワタリという葉ものに変更になってるんだけど・・・」
「えー! これ、なんだか、葉の縁がビロビロになってる~💦」
「タニワタリってそういう葉っぱなのよ、ちょっと難しいよね・・・
 ママが自分のアレンジ用に買ってた巨大モンステラなら1枚残ってるけど」
「どれどれ、見せて見せて」

と、いうことで、結局超ロングタニワタリではなく、巨大モンステラを使うことになりました


 
花色もこの日のトルコキキョウは薄く綺麗なピンク色でしたが
娘は真っ白の方がいいというので、トルコは使わずに白いカーネーションを使うことにしました 


「まずは、カラーから配置よ。
3本の長さと茎の流れが重ならないように、側面に挿してね。
茎は太いけれど、柔らかくてとても挿しにくいから慎重に」

「あんまり長くしたくないから短く切っていいよね?」

「いいわよ。あ、切る時は茎は真っ直ぐに切ってね、斜めに切ると
挿す時につぶれてしまうから」

「そうなの? ガーベラと一緒なんだ」



「まずい! カラーがなんだか下がっているような~💦」

「うーん、そうだわねー、でも、これ抜くとすごい穴が空くから触らない方がいいわよ。
カラーは時間がたてば、水が上がって、どんどん花の位置が上の方に上がってくるから
このままにしときましょ!」

「次はモンステラね。この巨大モンステラは茎と葉の向きで手前に挿した方がいいわね
それにしても大きいね~」

「りょうか~い! あとは?」

見ていると、割とすんなりモンステラの位置を決めて配置しています
少し手慣れてきているようです

「次は大きな花から配置していくのだけれど、
今回はカラーの茎や先端の白い仏炎苞を見せるデザイン。
だから、その辺りにまで大きな花を伸ばしてはダメ。
フローラルフォームの周辺に配置しておいた方がいいわね。
でも、アップダウンはつけること」

「そうなの? あまり長く使ったらダメってわけね」

「そうそう」





「あ~、この中央のバラと右のカーネーションがちょっと近すぎるわよ、
少しカーネーションを離さないと、白い色は膨張色だから、くっつけない方がいいわ」

「もう少し離して挿すつもりだったけど、手を離すと花がくっついちゃっう。」

「それは、フォームの中に入る部分の茎がまっすぐではなくて、曲がっているからよ。
1回抜いて、そこの部分をまっすぐになるように少し切らなくちゃダメね」



「思いどおりに花を配置するって難しいなぁ~」





「フォームのカヴァーリングもどんどんしていかなくちゃ、手が入らなくなるわよ」

「はいはい、わかってるわかってる」



「それにしても、右側の花が挿しにくいわ💦」

娘は本来は左利きなので、左手の方が利き手のため、右側の花材配置がいつも思い通りにいかないようです💦

「あとはミスカンサスとベアグラスでループを作ったり、
細いラインを入れてカラーの流れを強調してね」

「あ~、ミスカンサスも、右側が入れにくい!」



なんとかかんとか独り言を言いながら、完成!



ふむふむ、全体の印象はまあまあですが、
よく見ると、グリーンのヒペルカムの位置をもう少し中央に移動させた方がいいかしらね

やっぱりモンステラ大きすぎるけど、
なかなか葉の大きさまでは選べませんね(^_^;)






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