フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

エチュイド ファボリ(お気に入りの箱) ~プリザーブドフラワー~

2016年04月04日 | フーちゃん作品

4月のプリザーブドフラワーコース、プライマリーレッスンデザイン
「エチュイド ファボリ」= お気に入りの箱

作ってみました

スクエアのボックスに詰めるアレンジは生花で一時ブームになりましたが
今回は丸い缶にプリバラを詰め込んだようなデザインです

缶の蓋は透明ですので、花が蓋に接触しないような高さ設定をすれば
蓋をしめて飾っても、中のお花はそのまま見えます

もちろん、缶の淵から溢れ出るように、花材の高さを高くすることもできます

このように、「缶」に花を詰めるというデザインは作ったことがないので、
早速作りました~☺

花材はこのような感んじです



クルミ!
初めてです!

花器となる缶は





蓋をしめた状態だと、高さは9センチほど
蓋をとると、高さは7.5センチでした

この缶にドライフォームを敷き詰めるのですが、細かい破片を入れると、高さが揃いにくいので、
なるべき大きな塊の状態で缶の底に敷き詰めた方が良いと思います

私はこんな風にカットして敷き詰めました



さて、このドライフォームの厚みが問題です💦

缶の高さが7.5センチ
蓋をして9センチ

花材はやはりアップダウンを付けなければ美しく見えませんよね💦

プリバラやその他の花材の高さを考慮すると
ドライフォームの厚みは4センチが限界だと思います

それ以上フォームを分厚くすると、アップダウンもつけられないし、
蓋もできなくなる可能性も出てきます

結局、私は3.5~3.6センチほどにしましした

ドライフォームはグルーで缶の底に固定するので、カッターナイフなどで
カットした面ではない面を缶底に接するようにしないと
フォームがガタついて、グルーで留めづらくなります



モスでカヴァーリングします



少し足りないように感じたので、手持ちのモスを追加しましたが、結果、缶の中央あたりには花材が載ってくるので
多少スカスカした状態でも大丈夫です

花材をワイヤリング、テーピングします



#26ワイヤーを三分割してカットし、一番大きなピクのプリバラとカーネ-ションのクロスメソッド
その他はピアスメソッドです

プリバラはもちろん、開花させなければ、ボリューム感は出ません
かといって、大きければ大きいほど良いというわけでもないと思います

とりあえずはこれぐらいの大きさにしてみました



レッスン花材以外に、自前のプリバラ2輪も予備として、ワイヤリング、テーピング、開花処理をして手元に準備



また、プリバラ以外の花材にもワイヤー処理をします





さて、ここまでで下準備が終了!
いよいよアレンジ開始です

まず、大きな花と、魅せたい花から配置していきます

隣り合う花材同士が同じ高さにはならないように気をつけて、出来上がったのがこちらです)^o^(





テキスト参考作品とは配置が全く違っています

蓋は出来ません
蓋を閉めようとすると、かなり花材を低めに設定しなければならず、
窮屈そうに見えたので、やめました


次に、一度全部抜いて、自前のプリバラ2輪も入れてボリュームアップバージョンをつくってみました





2つ追加すると、かなりボリューミーな仕上がりとなります
となりあう花の高さを必ず変えなければ
花が接触してしまいます💦

明確にはっきりととアップダウンをつけること
これがこの作品作りのコツだと思います









コメント
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