フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

プリザーブドフラワーコースの体験アレンジキットがリニューアル

2015年07月07日 | プリザーブドフラワーコース

この夏、プリザーブドフラワーコースの入会体験キットがリニューアルされました

早速、見本を作ってみましたよ😊

まず、花材はこんなセットになりました



プリバラはSサイズが6輪
2色展開になっています

今回はピンク系
でも、花色はその時によって、異なります
バラの色に合わせて、アジサイが適量
ベリーピック1本

以前のセットに入っていたかすみ草とリボンはなくなりました

器は以前と同じですね
ここにフォームを入れ、モスでアヴァーリングしておきます
モスは#26ワイヤーでUピンを作り留めています





前述のプリバラは#24ワイヤーでヘアピンメソッドを施します



ベリーピックはパーツをすべてひとつひとつに分けて、#26ワイヤーでついスティングメソッド



アジサイは10パーツぐらいに分け、やはり#26ワイヤーでついスティングメソッドです



それから、これらのワイヤーをかけてパーツにテーピングを施します



ここから器にアレンジを始めても良いのですが、
ここで一手間😉

プリバラがSサイズと小さめなので、そのままアレンジすると、ちょっと寂しいかも
花が開花したような感じになるように、ちょっと手を加えてみます



こんな感じに少し大きくしましたよ😊

これらのパーツを先ほどのモスでカバーリングしたベースにアレンジしていきます

こんな風になりました





プリバラが6輪なので中央に一輪、その周りに5輪を配置してみました

アジサイのパーツは、やはり、ひとつあたりのボリュームを大きくするよりも、パーツの数を多く作った方がいいと思います
リボンやカスミソウがなくなったので、花材のボリュームは少し少なくなりました
でも、プリバラが2色、ベリーピックによって、グリーンのリーフやツブツブの実物が入るので
作品はアシンメトリーで可愛い感じになったように思います😊
















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今週のレッスン 7月7日~7月13日

2015年07月07日 | 今週のレッスン

Basic : クレッセント
Gradually : ホガース
Professional : フリーセント

今週は基本形のレッスンウィーク
Basicのクレッセント, Graduallyのホガースは はアウトラインが曲線、作品の面は曲面という
難しい作品
柔らかい雰囲気に仕上げるためには、花材の長さと角度の微妙な調整が必要になります

















Professionalのフリーセントは「流れを表す」デザイン
今回はタニワタリやクロトン、クッカバラという、存在感のある超個性的なグリーンを使って
力強い流れを表現してみましょう


























































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ラベンダーパーク多可 ~ラベンダーを訪ねて~

2015年07月05日 | 花を訪ねて

梅雨のうっとおしいお天気が続く毎日です

2~3日まえの天気予報では雨が降るかもしれないと予報が出ていましたが、
今朝起きてみると、薄曇り☁️

これは思い切って出かけてみようと、前から予定をしていたラベンダーパークへ行ってきました



兵庫県多可郡多可町にある ラベンダーパーク多可

舞鶴若狭自動車道春日ICより、北近畿豊岡自動車道の氷上ICで降り、地道で20分ほどのところにあります







なだらかな丘陵地にひろがるラベンダー畑
約30,000株が、5haのなだらかな斜面に、一株一株とてもよく手入れされて、植栽されています

今は「ラバンディンラベンダー」という品種が見頃を迎え始めていました




今日は娘も一緒

50本で\300のラベンダー摘みとりを体験をしましたよ
二人で100本です😊




ラベンダーの摘みとりができる畑は、このクリーム色の花で仕切られています



ちなみに、この花、何の花かわかりますか?

ヘメロカリス  という花です
ユリ科で花は1日でしおれてしまう花だそうです

でも、綺麗な花ですよね



ラベンダーといえば、やはり北海道
見頃は7月中旬から下旬のようですが、その時期に北海道にいくのはスケジュール的にはちょっと無理😔

また、三重県のメナード青山リゾート
ここのラベンダーはテレビCMでも有名ですが
こちらも日帰りではちょっとキツイです😅

近場でラベンダーが楽しめるところといえば、神戸布引ハーブ園がありますが
どうせ行くなら、ちょっとしたドライブも楽しみたということで、
こちらのラベンダーパーク多可は丁度良い場所のように思います

そうそう、家からは2時間弱で行けました





ラベンダーの香り、広々とした空間、ラベンダー園を取り巻く田園風景に山々
とーっても癒されました



こちらのラベンダー園では、収穫したラベンダー(ラバンディン系)から抽出した100%純粋なエッセンシャルオイルを
お土産として売店で買うことができます😊



手作りのつるカゴも売られていたので、買ってしまいました😊
なんだか、いびつでゴツゴツしたかんじですけれど、ドライフラワーをざっくりと何気なく入れると素敵かな~😊



摘みとりしたラベンダーは玄関に飾っているハートのリースの下にぶら下げて
乾燥させようと思います(^o^)



ほんのり(^o^)いい香り~


































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ケーキデコラティエ ~ストロベリーチョコレートケーキ~

2015年07月04日 | フーちゃん作品

先週のプロフェッショナルコースのレッスンカリキュラムデザインは
ダッチスタイルアレンジメントの作品でした

今回は今までにあまりなかった、スィーツ🍰を模したデザイン
面白そうなので、私も作ってみました(^_^)



チョコレートケーキにお花でデコレーションをするようなアレンジメントです

煉瓦色のカラーフォームを厚みを半分にカットし、その間に、普通のグリーンのフローラルフォームを挟み込みます
そして、その挟み込んだグリーンのフォームの周りをクリーム色のリボンで覆います

この部分は生クリームがサンドされているイメージかしら?(笑)

煉瓦色のカラーフォームは1ブロックの大きさのまま厚みを半分に切るのですが、これが意外と難しい!
カッターナイフでは刃の長さが足りないので、私はパン切りナイフでカットしました😅

サンドイッチ状態のフォームに白い文字が印刷された細長いラッピング材を縦にぐるっと巻きます
ここからデザインの開始です

ラッピング材をどの辺りに巻くのかによって、後々の花の配置が違ってくるように思います



上から見るとこんな風になっています
白い文字の部分は煉瓦色のフォームに対してはっきりと文字が見えるので、
そこを見せるかどうか

あはは😅 私はちょっとこだわりすぎかもしれませんけれどね😉

今回のダッチスタイルのレッスンポイントは
パイリングテクニック
*花材を同じ場所に固め、高さに変化をつけて、リズム感を出す

これ、やってみると、結構難しいんですよ



例えば、テキスト参考作品には使われていなかった花、ガーベラ
直径が5センチはあるような花3輪を固めて同じ場所に使っていますが
フォームの左手前の角に少しずつ花弁が重なるように若干の高さの差をつけて配置

そして、また、3輪の花が平面を作らないように、一輪は斜め上に花が向くようにさしています

他の花も同様に、種類ごとにある程度固めて配置します
こうすることによって、花材の種類がはっきりとわかり、メリハリがつきます



このイチゴはもちろんアーティフィシャルですが、とってもよく出来ていますよ
本物のイチゴみたい(^_^)

イチゴのグリーンの葉っぱもとても大きく立派
イチゴとそのグリーンの葉っぱの存在感がすごいので、
白い小花と赤いリボンだけをそえました

大体の花材はフォームの上面に配置されますが、
フォームの前側面も少し花を置かないと寂しいです

赤いスプレーバラやシナモンスティック、ヒペリカムの赤い実をバランスを見て
かわいい(^_^)!と思えるように配置



ちなみに、ピンクの丸っこいハートのピックは私の私物です😅

お花以外の資材としては
ピンクのフエルトやピンクと白のチェック柄の布地がありました



でも、ちょっと私のイメージとは違うんだなぁ😥

赤いスプレーバラがとても綺麗で、
この花の雰囲気なら
絶対こちらのリボンの方を使いたいと、またまた私物のリボンを



とっても細いサテンリボンです

これをループにしたり、カールさせながらドレスピンで留めつけたりして
ところどころに配置しました



結局フエルトは使わずじまいでした

この作品はフォームを1ブロック寝かせた状態で飾らなければならないので、
器は横幅のあるものが必要です

私は楕円形のお皿に載せました



テキスト作品よりも、実際はお花の分量が多いので、
テキスト作品のように、スプレーバラは小さな花束を作って、ワイングラスに入れて、飾っています

普段やったことのないアレンジメント
楽しい時間でした😊



















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トルコキキョウで気ままにアレンジ

2015年07月03日 | フーちゃん作品

夏の季節
花のもちがとてもよくて、とても重宝する花として
トルコキキョウがあります

一重のスッキリとした和風な感じのトルコキキョウから
最近は品種改良も進み、八重咲きで花弁がフリル状の、とても豪華な姿のトルコキキョウもありますね
一見バラの花と見間違うほどの豪華さ

また、色の展開も幅広く、何色と言っていいのかわからないような微妙な色のトルコキキョウが
たくさん出てきています

私はレッスンカリキュラムのデザインアレンジメントも作りますが
それ以外にフラっとお花屋さんに立ち寄り、
そのときに目に留まったお花やら、お買い得のお花があれば、それを買って
気ままにアレンジをつくることがしょっ中なのです(笑)

なので、この夏の季節に重宝する花 トルコキキョウ は
いつも手元にあるお花です

こんなアレンジメントを作ってみました

一つ目は薄いライトグリーンで八重咲き、花弁はフリル状のトルコキキョウ



花の色に合わせて、花器の色も青銅色の細長い花器

一緒に入っているグリーン
実はこれらのグリーンはリユースなのです(笑)

モンステラ、アレカヤシ、ドラセナ、ドラセナゴッドセフィアナ、タニワタリ

今の季節、気温が高いので、どうしてもグリーンよりも花が先にダメになってしまいます
グリーンはまだピンピンと元気なので、花だけ取り去り、グリーンだけのこしておきます
そこに、新しく買ったトルコキキョウを合流!

花がトルコキキョウ1種類だけ
なので、種類の違うグリーンでアウトラインに変化をつけたり、
思いっきりアップダウンをつけて花を入れています



結構楽しいですよ😊

          

もう一種類、別の色のトルコキキョウでこんなデザインのアレンジも作ってみました

薄紫色のグラデーションがとても綺麗で、即買いしてしまいました😅
花弁一枚の中でのグラデーションがなんとも言えないくらい美しいのです



咲いている花一つまたは二つに対して、必ず蕾がついている状態
今回はなるべくこの状態を生かすようにしてみました

また、花色が紫なので、花器の色はシルバーの脚付きのグレーの花器をチョイス



白いデンファレを少し使っています
ニューサイランは片側に思いっきりシャープに伸ばしてみました

ドラセナはループにしてアウトライン周りに配置
こちらも大胆なアップダウンをつけています



          

レッスンカリキュラムの花材は一つのデザインで数種類のお花を使用します
フォーカルポイントになるような大きく目立つ花
それを引き立てるような花
空間を埋めるような小花
そしてグリーンも2~3種類

でも、何種類もお花が揃っていなくても
アレンジメントは楽しむことができると思います

そのとき、手元にある花で
どんなデザインにしようか、どんなサイズにしようか、いろいろ考えるのが
楽しいですよ😊


















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