絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

昔読んだ本

2007年07月11日 09時55分55秒 | Weblog
昨日に引き続き、相当な雨になりそうです。
毎日鬱々としているので
今日はでかけようかと思っていましたが
雨だもんね~~~
天気悪いと日頃もないやる気が益々無くなって。。。

宇野千代の書いたものを昨日チラッと斜め読みしました。
気分のよろいしくないときには
自分に暗示をかけて「気分はいいのだ」と自分で
自分を騙すのがいちばん!と書いてあった。。。
それによって本当に調子よくなるという。
確かにそういう面もありますね。
自分に負荷をかけすぎの人はそうしたほうがいいでしょうね。
、、、でも、いつもいつも「これでいいのだ!」と
思おうとするのも疲れるんじゃないかと突っ込みたくなります。

人がいちばん溌剌とする時ってどんなときでしょうね?
それは「恋愛」のはじまりの時でしょうか?
「恋愛」といっても、必ずしも人に対してとは限らないですね。
なにか自分の没頭したくなるもの、そういうものが
見つかったとき、人はきっとすごく元気になり
自然や人間や、人生に対して深く思考し
「生きてるって素晴らしい!」ってなことになるんでしょう。

なにも対象が「人間」でなくても「芸術」や「スポーツ」でも
かまわないわけです。
それに対してある種「恋愛」に似た感情が芽生えたとき
人はこのうえもなく『崇高な存在』になると思います。
何か打ち込めるものを持った人が魅力的に写るのは
そんな精神作用があるからなのでしょうね。
違うかな???