絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

順番が守れない

2007年07月23日 11時51分58秒 | Weblog
相撲のときにも遭遇した「行儀の悪い」60代の人。
そういえば、お医者で順番待ちのときにも
平気で横はいりするやっぱり60代くらいのおじさんがいた。

この耳鼻科はとてもこむので
時間がない人は朝シャッターがあくのを外で待って入り
そのあとまた受付まで待って診察券を入れるようになっている。
いり口が二つあり、また中で誰が一番先に来たか
わかりづらいすわり方をするので、ここでドサクサ紛れに
いんちきをする老人(ともいえないくらいの年齢)が出現する。
なかには、駐車場にいちばん早くきたのは自分だ、と言い張る老人も
いたりする。

ここ1ヶ月ほど子どもの具合がよくなくて
毎日のように医者通いだったので
こういう(出会いたくない)やからにも出会ってしまった。
1番でも2番でもいいのだが
みんなが大人しく順番を守っているのをいいことに
ずっと後から来て、平気で前に入ろうとしたので
注意してやった。(ずるの嫌いな性格。。。そのうち刺されるかも)
すると、反撃してきた。わしがいちばんに来たという。
黒い車がとまっていただろう、という。
それは全部ウソなのだ。(誰もいなかった、と言ってやったが…)
なぜなら、私はいつも自分の前に誰が来ているか
駐車場も確認して先に来ている人には挨拶するように
しているからだ。
自分の後から来た人にもそうしている。

で、その日私の前には駐車場に車は一台もなく
人影もなく、シャッターを開けた看護婦さんに
今日はだれもいないですね、といったら
彼女もそうだと言ったのだった。
結局このおじさんはちょっとひるんだが
看護婦がもたもたしている隙に
診察券を入れてしまった。
非常に不愉快極まりなく、あんな年でよくウソつけるなあと思ったが
(恥ずかしくないのか!!!)
券を入れて帰ってしまったので自分も子どもを迎えに
家に帰ったのだった。
実に『客層の悪い』耳鼻科だ。(院長も性格破綻者だが)
診察が始まるとき、看護婦さんがきて
ちゃんと並んでないと無効ですとあのおじさんに注意して
あとのほうに診察回しました、ということを話してくれた。

都会では長蛇の列に慣れているので
順番を守ろうとする自然な流れがあるが
うちのように全くの田舎で人間が少ないと
我先にやっても通ると思っている。
そういう点ではここは非常にいやなところだ。
団地だからか?したい放題、いいたい放題、
『世間体』なんちゅうものはないのである。
都会のダメな部分と、田舎のダメな部分を
足して2で割ったようなそんな気質のようだ。

よそ者同士の寄せ集めなのに
「ここの人たちは冷たい」だの「保守的だ」だのという。
ここ人たち、とよぶような地元民なんていないんだって、
そういっている、あなたたちが形成している共同体ですよ、ってば。
なぜわからん?(共同体意識なんて、ないか…)
そういうこという人に限って
隣近所と挨拶もろくにしないで生活してるようだ。
(偏見です)