ずいぶんと遠ざかっているが
子どもが修学旅行で平等院に行ったので
そんな話をしていてふと思い出したフレーズが
『漁火』の平等院の後夜の鐘に、、、であった。
自分が持つこの曲のイメージは
まだ明けやらぬ朝、僧侶が修行のためにつく鐘の音が
静かな水面に広がっていく…
そんな感じだ。
夜が明けて朝陽が射したとき、人間の煩悩も消えて
この川の清らかなせせらぎのごとく
こころ静かにいられるかもしれぬ、という
かすかな期待を秘めてうたう。
琴がなくても歌だけでも充分に美しい旋律。
その旋律は、現代の人にも(いにしえの人と)変わらぬ苦悩が
あるということを教えてくれる。
子どもが修学旅行で平等院に行ったので
そんな話をしていてふと思い出したフレーズが
『漁火』の平等院の後夜の鐘に、、、であった。
自分が持つこの曲のイメージは
まだ明けやらぬ朝、僧侶が修行のためにつく鐘の音が
静かな水面に広がっていく…
そんな感じだ。
夜が明けて朝陽が射したとき、人間の煩悩も消えて
この川の清らかなせせらぎのごとく
こころ静かにいられるかもしれぬ、という
かすかな期待を秘めてうたう。
琴がなくても歌だけでも充分に美しい旋律。
その旋律は、現代の人にも(いにしえの人と)変わらぬ苦悩が
あるということを教えてくれる。