寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

Y.Kさん、お元気ですか(20140405)

2014年04月05日 22時42分08秒 | 日記・エッセイ・コラム

 お元気ですか。このところやや肌寒い日が続いていますね。体調はいかがですか。昨年はお加減が思わしくなかったとメールをいただきました。病状を改善する薬がないというのはおつらいですね。それでも陶芸に打ち込んでいらっしゃるという話を伺って申し訳ありませんがホッとしました。あなたの作品を拝見したいのですが一人での遠出は控えるようにという家族と医師の意見を無視するわけに行かないのが残念です。可能でしたら立体写真に撮ってメールで送って下さると嬉しいですね。
 6年前にお会いしたとき、あなたが案内して下さった無言館の印象は私の心の奥深くに残っています。
 太平洋戦争に兵士として召集された若い画家達の無言の叫びが聞こえるようでしたね。
 ある人は母親を思い母親に申し訳ないという感情を愛情を込めて描いていました。
  別の画家は恋人との切実な別れを込めた作品を残していましたね。あの絵に描かれている女性の姿は私には眩しく輝いて見えました。しかしわずかに陰のようなものも表現していました。
 可愛い幼い妹を描いた作品もありましたね。
 無言館には風景画が少なかったのを思い出しました。あの画家達の何人が帰還したのでしょうか。
  私は美術作品を見るのが好きです。外国へ行った際には必ず休日には美術館や博物館に出かけました。初めてパリへ行ったとき、ルーブル美術館へ3日間も通いました。そこでは若い画家達が模写をして勉強している姿を多く観ることが出来ました。次の思い出話にはこれらの印象を描いていきますので是非ご覧下さい。