寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

医師の多忙を理解しているつもりですが.....(20140424)

2014年04月24日 19時51分35秒 | 日記・エッセイ・コラム

 病院勤務の臨床医師の多忙さは気の毒に思うほどです。筆者が6週間ごとに通院している病院のA医師は、おそらく30代半ばから40代前半の年齢だと思う。 A医師は盛んに人間ドックでの検診を促す。あまり頻繁に促すので筆者は
「胃と大腸の内視鏡検査を1回の人間ドック受診で可能ですか」と聞いたところ、
「そんな贅沢は許されるはずがないでしょう」と高飛車に返事をした。筆者は年甲斐もなくその言い方にむっとして
「そんな言い方をすると新聞に投書されますよ」といってしまった。すると
「こんなに一所懸命に診察しているのにそんなことを言われるのは心外だ」という。
 このやり取りがあってからA医師の態度は何故か挑戦的になっているように感じることがある。
 筆者は、本当に新聞に投書するなどとは考えていなかったし、ただもっと他の言い方があるでしょうと言いたかったのだが伝わらなかったみたいであった。
 筆者がまだ現役の頃に勤務先近くの病院で毎月1回定期検査を受けている際に頭痛がひどかったので担当医師に相談したところ、人間ドックでは高額になるので診察と言うことで脳の検査をしたらどうですかと言われたことがある。喜んで受診した。またその病院では1泊コースの人間ドックで胃と大腸の両方の内視鏡検査をしてくれた。
 まあ病院には病院の方針があるのだろうと思うが、贅沢は出来ませんという言い方はおかしいと思うし、一所懸命やっているなんて言うのもおかしいと思う。ちなみに3月の定期検診で胸が重いと話したところ、A医師は2年間で初めて聴診器をもって診察をした。その際にも驚いたことにA医師は自分の聴診器を持っていなかった。
 そして循環器内科のB医師は非常に丁寧に診察してくれるのだが、やはり不満がある。それは、筆者の診察時刻は大体15時過ぎになる。診察して説明してくれる最中にいつも欠伸をかみ殺すのである。B医師は600回以上の経験があると言って内視鏡検査を勧められるのだが、血管へ内視鏡の管を入れて検査の途中で欠伸がでたらどうなるのだろうかと不安になっていろんな家庭の事情を話して内視鏡検査を辞退している。その代わりB医師は運動負荷検査や血管造影剤を注入してCT検査などをして下さった。結果としてしばらく様子を見ましょうと言うことになった。しかしその画像を見るとやはり内視鏡検査を受けた方が良いかも知れないと思い悩んでいる近頃である。