いくら何でも、M子がそんな事までするワケないじゃない!💦
と、言いながらも、強く否定出来ない仲間たち。
本当に『くじ引き』を作って、ラルくんの家に保管してもらうことにした。
わかりやすく、リモコンの並ぶテーブルの上に置いてもらう。
もちろん、ちゃんとオーディションを兼ねたエチュードをするつもりだ。
「くじ引きのくじ、出来た?」
「うん、出来た」
M子がいる場所での、不自然なラルくんへの問いかけ。
M子は、振り返りもしない。
「くじ、出来たんだけど、最近仕事忙しくなって、家に帰るのが遅くなっちゃって…💦早めに作っておいて良かったよ💦」
家は留守がちで、ちゃんとくじは作って置いてあるよ~という、さりげない(?)アピール。