数ヶ月ぶりにやって来た基地。
案の定風雨にさらされて、半壊している。
とりあえず基地を元通りにするべく、隊長をはじめとした、あまり役に立たない隊員2人で、補修作業を開始しました。
「もっと丈夫そうな木の枝探してくるよ!」
隊員のたけし君は、張り切って山の奥へ入って行った。
しばらくして、戻ってきた隊長は、汗をかいている。
そんなに張り切って枝を探して来たんだろうか?
…と、思ったら、どうやらその日は朝からお腹を壊していたらしくて、
とりあえず隊長は、
一抜けして、基地からおばあちゃんちへ帰還!
「大丈夫?!」
心配した里美ちゃんも、二抜けして帰還。
なぜか、気まぐれに私だけが、基地に残る事にした。
たけし君は、里美ちゃんが一緒だし、大丈夫。
もう少し、基地を直してから帰ろうと思っていました。
もう少し、壁の部分の隙間を丈夫にするために、さらに頑丈な枝を探そう!
…そう思って、さっきたけし君が帰って来た山道を登ってみた。