七尾与史 著 幻冬舎文庫 平成26年8月5日 初版
ドS刑事シリーズの3作目 ~三つ子の魂百まで殺人事件~
主人公の黒井マヤ(様)が、なぜ、ドSになったか、なぜ、刑事になったか・・・のルーツが分かる本。
いやぁ 3作目にして、マヤ様のドSぶりは今まで以上にヒートアップしています(笑)
今回は、今起こっている事件と、マヤが中学生時代の体験とを、交互に時空を飛び越えた構成になっている。
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親の代からうちは仏事に縁がなかった。
父は長男だったけれど、転勤族というのもあって祖母は、兵庫に住む次男と同居していて、祖母の夫である・・・・戦死した(私からすればじい様)の位牌をはじめ、御先祖様をまつる仏壇も、その次男のところにあった。
母と祖母の、いわゆる嫁・姑の間もうまくいってなかったのもあって、夏休みだといっても祖母のところに行くわけでもなく、多分、私の記憶にない赤ん坊時代はともかく、そ . . . 本文を読む