平安神宮月夜の宴 ROOTS66 京の二人会 斉藤和義×立川談春

お誘いを受けて、平安神宮でのライブに行ってきました。
心配されたのは雨だったけれど、誘ってくれた晴れ女さん(笑)、斉藤さん、談春さんともに晴れ男だそうで念の為にと入れたレインコートは使わずに済みました。

平安神宮での野外ライブって、かれこれ１００年前にchemistryに行ったきり。
あの時と同じようにライトアップされた朱塗りの建物、舞台、流れる雲、浮かぶ月等々、幻想的な空間でした。

まず最初に、白装束の神主さん？が登壇。　舞台と観客席のお祓いを(笑)　　ありがたーい気が漂います。

なぜロックシンガーと落語家さんなのか？？　という問いに対する答えはおふたりが語ってられました。ROOT66とあるとおり、お二人とも６６年生まれの同い年。
プライベートでも一緒に飲みに行ったりの仲良しさんであるそうです。

まず、舞台上に作られた高座で談春さんの落語が始まり、落語のつなぎ目というか、合間合間にせっちゃんが歌うというコラボ。
ほんとかウソか、言い出したのはせっちゃんで、１７分間しか練習しなかった・・・・らしく終わった時せっちゃんは緊張したってなことを言ってましたが、タイミングよく歌も入ったり切れたりで、違和感なく聞くことが出来ました。

それから数曲はせっちゃんのひとり舞台。
音を出していいのは何時まで、という時間制限があったようなので、歌が続いて、最後にまた談春さんの落語。

せっちゃんは勿論素敵、わたし、生の落語って初めてで最初は落語ってどうなの？？と感じていたのに、談春さんの話芸にすっかりはまってしまいました(笑)

上手い人は語りだけで場面が見える、のとおり、まるで落語ではなくお芝居をみているような感じでした。

平安神宮近くのロームシアターでも時々落語家さんの独演会が行われているので、これはちゃんと行った方がいいかもしれない。

平安神宮の広い境内にぎっしりとパイプ椅子が並べられて（当たり前ながらフラットな地面にひたすらまっすぐに並べられた椅子なので、前の人と重なってしまうという設営が残念ではありました）初詣でもここまでの人はいまい、という人出で夕方からは冷える予報もなんのその、熱気で羽織物も出番なし。


６時半開演（少々押した）の、気づけば終演８時４０分過ぎ。　楽しい夜でした。

☆こっそり追加☆
来月１２日っていったかなぁ。　この夜の模様はMBSで深夜に放送されるとか。　日にち曖昧でごめん。