お役所仕事 25

京都市の高齢者に対するインフルエンザ施策がとんでもなくめんどくさい、というのは少し前に記事にしました。

勿論、2000円を払えばいつでもすぐに注射をしてもらえるのですが、例えば年金生活者や極めて所得の低い人、市民税を納めていない人（納められない人）などは、一定の手続きをすると無料で注射をしてもらえます。

まぁ、大半の年金生活者は手続きをすれば無料になるわけです。
今までは区役所の健康長寿なんとか課、なんていうところに行って確かにあなたは所得の低い人ですよ、っていう太鼓判を押してさえもらえばその場ですぐに手続出来たんです。
それを今年は、役所が密になるというんで、郵送で申請をするという方式に変わりました。

京都市の事なのに、郵送先が大阪の茨木市の大同生命ビルだったかな、そういう宛先だったと思います。
そして、返送までに2週間ほどかかるという案内。

ところがすでに3週間になろうとしているのに返信ハガキが届きません。　それがないと2000円かかって、あとから届いたと言って持って行っても無効なんだそうです。

わたし、ブチッとキレまして（笑）　『京都市高齢者インフルエンザ予防接種郵送申請電話相談窓口』という長ったらしいところに『もう3週間になるんやけどいつ届きますのん？』と電話を入れました。　多分、そういう苦情の電話が山盛りなんだろうと思います。　相談所の職員は最初から最後まで申し訳ございません、申し訳ございません、今しばらくお待ちください、という台詞を一体何度繰り返したんだろう？？というほどの会話でした。

わざわざ、広～い会場を『お借りして』たくさんの職員を『投入して』処理にあたっている、という話でしたが、いったいその費用はどこから出るのでしょうか。
郵送申請用の書類だって各病院や高齢者施設に配られていましたが、その書類の費用もどこから出ているんでしょう。
あげく、2週間ほどかかります、の文言は嘘っぱちで『あの一文があるばかりにご迷惑をおかけして・・・』ですよ。　

手作業でひとりぼっちで処理作業をしてるんかい！というようなペース。
そんなもん、パソコンたたけば即座に出てくるであろうデータなのに。
そのためにマイナンバーカードだって作ったんじゃないのか？？って感じ。

結局、今月の7日までにこちらに投函された方は、本日返送いたしますので。。。。という言葉を貰いましたが、届くのは翌日、郵便配達が夕方だと早くて届いた日の夜診、もしくはそのまた次の日の午前診での接種という事になります。
7日以降に申請書を送った人はもっと遅くなるわけです。　なんで、来た順に返していかへんのか、ある程度まとまってからいっぺんなのか意味不明だし。

高齢者はなるべく今月中に接種をすませるように、というのはどうなるんだろ。
あ～、むかつく。　大阪や滋賀のように65歳以上は年齢確認だけで無料で接種、というふうにどうしてできなかったんだろう。

市長への手紙、というのに質問を書いて出してみようか。