エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

ドールハウスの処分

2017-09-02 07:58:44 | Weblog
一番捨てられないのは未練かもしれない、というのを読んだのは何だったのか??

ドールハウスを処分しようと思って写真を撮っては、少しずつ少しずつ中の家具を捨てたりしている。

花や木、バードパス、ガーデニンググッズのあったサンルームは早々に処分し、アンティークショップの売り物?の家具も捨てて、ショップだけになった。

一番大きな本体のハウスの中身も少しずつ捨てているが、劣化していて壊れやすい、と思ったハウス本体が、いざ潰そうとすると頑丈だったりで、捨てるのに躊躇する。
そのままでは捨てられないので、ぺけぺけと潰して紙袋か新聞紙にくるんだうえで燃えるゴミとして出そうと思っているのに、釘一つ使っていないハウスが空手チョップ(古っ)では潰れなくて、ハンマーの類がいる。

これが結構精神的にきつい。

ぺけぺけと潰れたなら、ああ、やっぱり処分時だと思えるのに、そうじゃないから捨てにくいったらありゃしない。
家具もね、自分でペイントしてニスも塗って、ドレッサーでも机でも全部引き出しも開け閉めできる繊細な細工物だっただけに、いざ捨てようとすると『未練』がじゃまをする(笑)

なので、見ないようにして(笑)がさっとつかんで紙袋に突っ込んで口をきゅっと縛って『未練』がましくないようにその場でごみ袋に。

執着とか未練、といったド演歌の世界で出てくるようなものは私には備わっていないと思っていたのに、こんなところでつまずいてなかなか一気に捨てられない。

ちょうど、先日買った小池真理子の短編集の中に、亡くなった母親の作った精巧なドールハウスが出てくる話があって(この短編集は幻想怪奇小説集)ちょっとゾワっとしながら読み進めて、ああ、これは私が死んだあとに、息子に処分させるのも可哀そうだ、、、と思っては、自分の中にある『未練』と闘っている(笑)










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5 コメント

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こんにちわ。 (kei)
2017-09-02 11:37:05
娘がよく、お母さんに縫ってもらった服は捨てにくいと言います。
その時の思い出があるからなんでしょうね。
私も娘が残されたら困るだろうと思って、断捨離頑張ってます。(笑)
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楽母さんへ (バルちぁん)
2017-09-02 13:22:42
おいらもさ、捨てられないものがある。

食玩カー・・・飲みに飲みまくって貯めた。

ダンボールに・・・あーあー!!
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こんにちは (楽母)
2017-09-02 14:45:07
keiさん
うちは母がなんでもかんでも取っておく人だったので、実家の整理のことを考えるとどんよりします。 母の姿が反面教師で、やっぱりどんなに未練があっても(笑) 趣味のものはまっさきに処分しようと思っています。 私、本や洋服、食器なんかは比較的すんなり捨てられるんですが、ドールハウスでこんなにてこずるとは思いませんでした。

バルちぁんさん
取っておいて価値の出るものでもないのに、我が家でも♂2名がしょうもないものコレクターですよ。
まぁ、家人のものは無視して(笑) 私はひたすら自分が死んだあと、自分のものは全部処分して逝きよったなぁって、言われたい(笑) そういう終活も自分がある程度元気で、気力のあるうちでないとできそうもないので、今から頑張りたいです。
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ドールハウス (京都で定年後生活)
2017-09-02 14:55:15
こんにちは
処分するには勿体ないほど立派なドールハウスです。
自分の趣味は家族といえど理解されないのはどこも同じです。
保育園などで利用できないでしょうか。
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こんばんは (楽母)
2017-09-02 19:41:23
京都で定年後生活さん
いざ処分しようと思うと、意外と素敵だな~なんてね(笑) これはアンティークショップなので小さいほうです。 本体は3階建てでもっと精巧にできていて電気もつくんですよ。 今のところ、自分で潰すにはしっかりしているんですけど、幼児が触るには危ないかもしれませんね。 ま、ぼちぼち思い切ります(笑)
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