劇団朱雀復活公演 ６日マチネ

行ってきました、ブリーゼへ。

太一は５年間の休業を経て朱雀を復活させた時に、今まで自分たちを応援してくれたじいちゃん、ばあちゃんが元気なうちに、、、なんていう思いがあったと聞く。　実際、太一のおばあ様が
朱雀を解散している間に、とても老け込んだ・・・とかで、早いうちにファンに姿を見せねば・・・と思い至ったらしい。
去年まで別のステージで別の大衆演劇を見ていた時に感じたのが、わたし、とっても若手だということ（爆）

その感覚でブリーゼに行ったら、若い子がいっぱいで(笑)　わたし、立派にばーさん枠だった。

大阪公演ではゲストに金爆（ゴールデンボンバー）の喜矢武豊さんが来ているのもあったとは思うけれど、それにしても若いお嬢さんが多くてびっくり。

これなら、当分、朱雀も安泰じゃない？

舞台は三部構成で、一部は舞踊。
のっけから椎名林檎の曲に乗せて花魁太一が舞う。　久しぶりに目にしたあの斜めにぐい～っとイナバウワーもどきにのけぞる太一の舞。
美しいわー、うっとりするほど美しいわー。

それと、５年の月日ってすごい、と思わせたのは弟のゆっくんがとても大人っぽくなっていたし、妹のあゆみちゃんがすっかりおねーさんになって綺麗になってたこと。
ゆっくんも初代座長の陽之介さんも、お母さんの奈々さんも達者な舞を披露。

二部がお芝居。　堀部安兵衛の高田馬場の決闘？をベースにしたもの。　勿論、大衆演劇だからそこここに笑いを散りばめている。
安兵衛役が太一で、酔っぱらった演技も素敵(笑)　高田馬場に尻からげして走る所で、惜しげもなく？太ももまであらわになって・・・ご馳走様(笑)
もう、走り回って斬りまくって、、、次の台詞前では舞台上ではぁはぁ息が切れているのが分かる。

二部と三部の間では舞台上で物販。　買ってくれたお客と会話したり握手したり。　出ずっぱりなんだよ。体力も半端ないと思う。

三部は劇団員らが集結して群舞。
太一は歌も歌いながら一番激しく踊りまくる。
最後は待ちかねたゆっくんとの殺陣。
この兄弟を見ていると、陽之介さん奈々さんご夫妻にありがとうって(笑)。

復活公演を見ていて、太一の５年間ってとっても勿体なかったなーって思った。
これだけのことが出来るというのに、大衆演劇を離れてLDHに所属していた（今も所属中か）時期、一番の武器である女形や舞い、殺陣というのをほとんど封印してたじゃない。
まぁ、何事も経験で人生勉強で無駄は無いのかもしれないけれど、復活公演での水を得た魚のような太一を見ていて、ほんとに解散していた５年間、勿体なかった、と感じました。

今日は大阪公演千穐楽。　もう一度、行ってきます！