![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/b5/7d33b2e1b5bc0b07cba294a68d0751d2.jpg)
夢枕獏 著 文春文庫 2023年 6月10日
百人一首って、ほぼ覚えていないのだけれど蝉丸法師の「これやこの行くも帰るも分かれては知るも知らぬも逢坂の関」は覚えている(笑)
なんとなく行く、帰る 知る、知らぬ、という言葉の調子が良くて覚えやすかったから。
もっとも一番好きなのは河原左大臣源融の歌だけど。
その逢坂の関が割と近くにある。
湖国方面に車を走らせていると、ああ、ここがそうなんだな・・・という所にあって「蝉丸神社」もある。
この水龍の巻には、蝉丸の悲恋が書かれている。
勝手に、最初から盲目だと思い込んでいたけれど、蝉丸も若い時は目が見えていて・・・というお話。
これから逢坂の関や蝉丸神社の前を通る時は、この小説を必ず思い出すんだろうな。
「青疱瘡(あおもがさ)」「赤舞瘡(あかぼうそう)」などといった、都を揺るがす疫病の蔓延も書かれているが、これがコロナ禍以前に書かれていたものというので、作家ってすごいな、なんて思う(笑)
いつもながらの晴明と源博雅のやりとりも、晴明の屋敷でふたりがほろほろと酒を飲んでいる描写も好き(笑)
百人一首って、ほぼ覚えていないのだけれど蝉丸法師の「これやこの行くも帰るも分かれては知るも知らぬも逢坂の関」は覚えている(笑)
なんとなく行く、帰る 知る、知らぬ、という言葉の調子が良くて覚えやすかったから。
もっとも一番好きなのは河原左大臣源融の歌だけど。
その逢坂の関が割と近くにある。
湖国方面に車を走らせていると、ああ、ここがそうなんだな・・・という所にあって「蝉丸神社」もある。
この水龍の巻には、蝉丸の悲恋が書かれている。
勝手に、最初から盲目だと思い込んでいたけれど、蝉丸も若い時は目が見えていて・・・というお話。
これから逢坂の関や蝉丸神社の前を通る時は、この小説を必ず思い出すんだろうな。
「青疱瘡(あおもがさ)」「赤舞瘡(あかぼうそう)」などといった、都を揺るがす疫病の蔓延も書かれているが、これがコロナ禍以前に書かれていたものというので、作家ってすごいな、なんて思う(笑)
いつもながらの晴明と源博雅のやりとりも、晴明の屋敷でふたりがほろほろと酒を飲んでいる描写も好き(笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます