歳末助け合いについて

私が毎日のように通うスーパーには西側に向いた正面玄関と、駐車場からすぐに入れる北向きの裏？玄関がある。

昨日、この２か所の入り口で歳末助け合いの募金活動をやっていた。
4～5人が首から箱をぶら下げて「歳末助け合いにご協力くださ～い」と、声を張り上げている。

実は、ときどき家にも来るのだが、発展途上の国になんちゃらかんちゃら、とか言って、首からIDカードなんかをかけた若い人・・・がとうとうといかに真面目な集団かなんてのを説明するのだけれど、悪いが、帰ってもらう。
だって、一時あったじゃないですか。　人の善意につけこんで実は私腹を肥やしていた、といういんちき募金活動。　なので、その集められたお金がどこへどういう風にわたるのかはっきりしない所にはひたすら・・・眉唾。お引き取り願う。

スーパーの前のは学区の有志？によるちゃんとしたもののようだった。

で、ちょっと先のコンビニの用を済ませて、ポケットの小銭を、正面玄関前の募金箱をぶら下げたおばさんの所にちゃりん。

中で買物をして今度は家に近い側の裏玄関から出ようとすると、そこの募金活動の人が、「歳末助け合いにご協力願いま～す」と声をかけてくる。

正直、こういうのがとっても居心地悪い。
多分、裏玄関にいた人たちは、表で私が小銭を入れたことなど知らない。
いくらか善意をよせたところで、赤い羽根の時のように『しるし』もつかない。
と・・・すると、私はたくさんの買物をできるだけの・・・多少なら小銭くらいだしてもいいんじゃない？？って人にも関わらず、善意の欠片もない（ような）人に見えているのかもしれないって。
いや、別に善い人ぶりたいわけでもないけれど、こういう時「向こうで寄付してきましたし」って、言ってのけるのも嫌らしいし。。。

てなわけで5人ぐらいの募金活動集団の真ん中を・・・なんだかまるで悪い事をしているように、うつむいて突っ切ってきた私なのでした。