楽母的生き方 ②

食料品と水着の入ったバッグを手に家路を急ぐ途中？・・・・

電話がかかってしました。彼女からです。

「あんなぁ、カーキ色のコートどう思う？」
「どう思うって言ったって、私はアレが欲しかったけどサイズなかったじゃん」
「私、よう考えたら秋もののコートないし、買ってこようと思って」

が～～～～～～～～～～～ん！

私が選んでいる最中、興味なさそうにしていたのは持ち合わせが不足していたからか？

私は咄嗟に、ひどく機嫌の悪い声で言いました。
「買うのは勝手だけど、私と一緒に歩かんといてな！」

彼女、家に帰って矢も盾もなく(この漢字であってるのか？)また、大○まで逆戻り。1着残りのカーキを買って来ました。

もう、がっかりです。
せっかく気分良く手に入れたものが急に疎ましくさえ思えました。
でもね、何で？　何でなの？
前も書きましたでしょ？　１０コ上で、体型も大違い、勿論顔立ち、顔型だって全然違うんです。　おそらく、あのトレンチタイプは彼女には似合わないはず。

実は・・・髪をむらむら染めにした以前に、パソコン教室ですら・・・真似られている。　たまたま偶然に家を出た時、スーパーに出かける彼女と一緒になって、方向が同じなので・・・避けられます？　こんな時。
私は無理です(またか)。
で、何気に歩いて行って、私がスーパーに行くとばかり思っていた彼女が別のところにさっさと行こうとする私に問いかけます。
「どこ、行くん？」
「ここ」・・・と、パソコン教室の看板を指差す私。

それから半月後でした。　教室に行ったら彼女がいた！

それでも、習いに来るのは彼女の勝手です。同じところに来んといて！とは言えないでしょう？　言えます？　

時間帯は自由に選べるのですが、彼女も午前中が多くて、同じ時間に教室入りすることも多いです。
だから・・・いやだったんです。　同じようにむらむら染めの頭にされるのも。
すぐご近所の奥さんどうしで、半月のずれで同じ教室に居り、髪の毛まで似てる・・・耐えられないわ、私。

その上、色違いのコート？　　ほとんど病気じゃありませんか？
それとも女版ストーカー？
嫌だ。嫌だ。