無理っ！ ②

夏ごろからジムに来だした年配の女性がいる。

20～30代の女性といつも一緒にやってきて、プールの中でそろそろそろそろウォーキングをしている。

色白な方で、そのお孫さんのような女性に時には手助けされながら歩いている。

ロッカーでの着替えはさすがに立ったままでなく、丸椅子に腰かけて時間もかかるんだけど、ゆっくりながら一人でできている。

先日、その年配の女性の年齢が、なんと92歳で、お孫さんだと思っていた人は介護の人だと知った。

私は決して頭が高いわけじゃないけれど自分から話しかけるのは苦手だし、他人のことにあまり興味のアンテナが立たないので、今日も来てるなぁ、ぐらいしか思ったことはない。　せいぜい、おはようございます、の挨拶程度。
でも、世の中にはやっぱり、人の事にとっても興味を持つ人もいて、その二人の間柄とか、年齢まで訊きだした人がいる。

その聞きたがりの人と挨拶をした時に、「ねぇねぇ、あの人、92歳なんだって」と耳打ちしてくれたって次第。
私が知った中で最高齢。
最近仲良しのOさんも80過ぎてるのに元気だな～っていつも感心させられていたけれど、この方の92歳、っていうのには正直びっくりしすぎです。

92歳、って教えてくれたジム友さんと、なに食べたらあんな風に元気でいられるのかしら？？って話して笑った。

まぁ、私には無理やねぇ。

次の東京五輪だって見られるかどうか。

92歳だと多分、この世とはおさらばしてるし、万が一生きてたとしてもプールに来るなんてとてもとてものボロボロば～さんに違いない。