インフル入院二日目は

父の入院していた三重大の大学病院は、そりゃあまあずいぶん前だし、今じゃ変ってると思うんだけど、朝がとっても早い病院だった。
６時になるかならないかで看護師さんがばたばた入室してきて、検温だの血圧測定だの始めて、おちおち寝てられないという感じだったけれど、ここはとてもゆっくり。
食事も８時をずいぶん回ってからのんびり運ばれてくる。

朝食は、たしか、和食をお願いしていたのに、どういうわけかパン食が来る。
どっちにしても食欲全くないのでサイドテーブルに置かれたまま。
点滴が今日も３本。これの総カロリーが610㌔カロリー。　ま、点滴してるし餓死もないだろう、と思うものの、食べなくて大丈夫か？という思いがないでもない。

ただし、食べ物見ると吐きそうになるばかりで今回も手つかずで下げてもらう。

熱は３６度代にまで下がってる。
けど、熱が下がった途端にそれまでまったく止まっていた咳がぶり返す。
これが、ぎっくり腰に辛い、辛い。　痛むのなんのって。　で、痛み止めを出してもらって飲んだけど、全く効かない。　この日一日、吐き気と腰痛でのたうちまわる。　

前日の点滴逆流で、点滴場所を変えてもらっていたが、今度はここから点滴漏れ。
ふっと見たらテープで固定してある針の所からぽたぽた点滴が染みている。
で、またやり直し。　点滴の針って初めてまじまじ見たけど、細くてぐにゅぐにゅ曲がるタイプなのね～。　私のは針が抜けかかって、山型に針が持ち上がってたww。

何時ごろだったか、若旦那からメール。『どう？』

『全く食欲が出ないで、軽く市橋ってる』と返信。
ボケをかませるほどには回復中～。

と・・・思ったけど、やっぱり吐き気に勝てずに、ノウボンのお世話になった。
げろげろ

全然食べられないのに、時間になるときちんきちんと食事が運ばれてくる。
この日のお昼はお肉とピーマンの炒めたようなのがついていた。見るだけでアウト。　食べもしないのに、わたし。
『これだけ全く食べられないのが続いてるのに、当たり前のように普通食が運ばれてくる意味が分からん』と、軽く切れた（笑）　普通、絶食してたり食べられなかったあとは重湯とかから始めません？　普通食だよ、普通食！
で、文句言って変えてもらって夕飯はお粥だったけど、食べられなかった。
あ～ごめんなさい。