はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

売れないのに価格は上がり…

2017-03-06 13:32:29 | 日記
みなさんこんにちは。

段々と春めいてきて毛布を一枚減らしました。

暖かくなると気持ちも前向きになりますね。

さて、首都圏の新築マンションの平均成約価格は四年連続で上昇しました。

上昇率も上がっているようです。

新築価格に手が出せない人達が増えて来て中古物件の価格も値上がり中だそうです。

ここだけ聞くと景気のいい話なのですが、実は全く売れていないそうです。

通常は売れているから価格が上がるのですが、価格高騰の要因が人件費の高騰。

既に請負契約を締結したのに販売会社が請負会社に値引きを打診するという異様な事態が蔓延しているようです。

それほど在庫が積み上がり価格を下げる余力も他社に振るしかないのでしょう。

不動産投資でリートという商品があります。

みんなから集めたお金で商業施設を運営したりテナントを貸し出したりして利益から配当を出す商品です。

結構利回りがいいので投資家からは人気なのですね。

実は路線価の10倍以上の価格でこういった投資専門の会社が購入してしまう事態がおこっています。

行き場のないお金が市場価格からかけ離れた買取をし、運用しているのですね。

ますます一般の人が土地を手に入れにくくなります。

こういう市場の適正価格とかけ離れた動きが見えてくるとすでに風船は膨らんでいるのだなと感じます。

ゆっくりしぼむ分には混乱は抑えられるでしょうが、もういつはじけてもおかしくない段階なのかもしれません。

今不動産投資を考えている方は相応な覚悟が必要になるでしょう。
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