はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

結果だけを見れば変動金利はほぼ固定金利だった

2018-06-19 09:00:29 | 日記
みなさんこんにちは。

しじみ習慣をやめてからどうも寝起きがすっきりしないはちです

新聞の健康食品広告に興味津々。

歳を感じます。

さて、住宅ローンの金利のタイプは何度か書いてきました。

大きくは固定金利と変動金利。

固定を選ぶ方が多いのですが、過去に変動を選んだ人がどのような結果になったのかを今回見ていこうと思います。

変動金利の指標である短期プライムレートはほとんど動いていない

短期プライムレートとは、金融機関が優良企業に1年以下の短期で貸し出す際の最優遇金利のことです

ここ20年ほとんど動いていません。

20年の中で一番高いときと低いときの差がたったの0.15%

誤差みたいなもんですね。

ファイナンシャルプランナーを名乗る方が、今でもこんな風にアドバイスしているのをよく見かけます。

「金利が低いときには完全固定金利がお勧めです。将来の金利上昇リスクが高いですから」とか、長短金利差が今は非常に小さい。安心料として払うにはいいタイミングなので完全固定金利で借りるのがベストです」などと。

10年以上も前からこのように発信し続けている方さえいらっしゃいます。

でも、その結果はどうだったのでしょうか?

言い訳はいろいろ出てくるでしょうが、結果的には、「的を得ていないアドバイスだった 」 といわざるを得ません。

変動金利はほぼ完全固定金利状態であり、そして長短金利差が低くなったとはいえ完全固定金利と変動金利とではまだ0.5%程度の差はあります。

仮に、当初3,000万円借入れたとして、多くの方が22~23年程度で完済していることを想定して計算しても、その安いとされる安心料でも約150万円程度は余分に支払っているのです。

この状況が将来に渡って約束されるわけではないので今選ぶとしたらどちらが正解というのはないのですが、専門家が言うのだから間違いないだろう…という見方は改めたほうがよさそうです。

コメント
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