はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

ケチってはいけない箇所

2018-06-23 09:43:46 | 日記
みなさんこんにちは。

草刈をしました。

肌が赤く炎症に

日に弱いことを自負していたのですが、少しずつ慣らそうと半日露出したらこれです。

次は長袖で作業します。

さて、今回は家造りでケチってはいけない箇所のお話。

住宅を建てる際、多くの方がローンを組みます。

金額も大きな買い物となりますのでできる限り予算を抑えたい、と比較検討を重ねます。

しかし、ここをケチると後々浮いた金額以上の出費が出ることも…

耐震性

よく「震度7にも耐えられます」というフレーズを聞きますが、大切なのはgal(ガル)という数字。

ガルとは加速度の単位で建物にかかる瞬間的な力です。

震度6は250~400ガル

400ガル以上は震度7です

東日本大震災の最大数値は2900ガル

同じ震度7でも400ガルと2900ガルではまるで次元の違う揺れです。

震度7でも耐えられます、ではなく何ガルの揺れに耐えられるのか?を基準に選択してください。

断熱性

どうしてもコスト重視の家造りでは断熱の質が劣ってきます。

理由は見えないところは安くしやすいから…

断熱を怠ると冷暖房費はかかりますし、家の寿命も短くなるので結果抑えたコスト以上の出費になることは確実です。

築15年くらいで建て替えや大規模修繕(性能アップ系)の相談をいただくと、そんなに築浅で!?と不思議に思うのですが、現地を見ると、なるほど、建替えたくなるよね…と納得してしまうひどいレベルの性能しか有していません。

恩熱環境は満足度に大きく関わってきます。

外壁

トータル金額を下げるために外壁のグレードを下げる会社が多くみられます。

最初に低いグレードの外壁を選ぶと10年後くらいに張替えが必要となるケースが多く見受けられます。

規模にもよりますが、足場もかけないとなので30坪くらいの家で100万円はかかります。

その間も安いものだと汚れが目立ったり塗り替えが必要だったりで出費がかさむことも…

インテリアや設備など、目に見えるところは費用的にも工事もしやすさにおいてもハードルが低いです。

先に上げた三点を変えるには大規模なリフォームが必要となります。

構造体は見えないところだからとケチるとかえって不便なことがおこる可能性が高くなります。

目に見えるところにこだわるのも大切ですが、目に見えないところにお金をかけることが永く快適に住み続けられるコツです。
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