はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

自信と津波と不動産

2019-03-11 12:36:36 | 日記
みなさんこんにちは。

モデルハウスを掃除しました。

独り立ちするわが子を見送るような感じの寂しさを覚えましたが、新しい住人の方に大切に住んでいただけると思います。

そして…上荒井でモデルハウスオーナーを募ります。

伊那小学校通学区、平屋でかっこいい家が欲しい方、お得にデザイナーズハウスを手に入れるチャンスです。

赤穂小学校通学区でも同じ制度のご用意がありますのでお気軽にお問い合わせください。

さて、今日は東日本大震災のあった日です。

長野県住みのはちは津波とは無縁の生活を送り、土地の売買でも津波の説明を必要としません。

川が氾濫したら浸水しますよ、とか、土砂災害のおそれがある場所ですよ…と伝えるとほとんどの方が難色を示しその土地で決めることはそうはありません。

そりゃそうだろうな…というのが私の感想です。

しかし…

いつか必ず起こるといわれている南海トラフ大地震

重要なのは土砂災害や堤防の決壊と違って遠くない将来必ず…「必ず」おこるということ

その際に想定される最大の津波は高さ13メートル

そして1メートルの津波に襲われた時の死亡率はほぼ100%

ということは海抜12メートル以内の土地に家を建てるということはかなりの高確率で命を危険にさらし、建物も浸水や破壊の被害を受けることになります。

その海抜12メートルよりも低い土地の人口がなんと増えているそうです。

区画整理事業などで分譲地と造るのですが、市町村はそこに計画を定め土地を造成しているのに住人には津波のリスクは自己判断で…と。

ふざけた理屈じゃありませんかね。

数十年の内に数十%の確率でで南海トラフ大地震がおき、その時この土地は津波で浸水すると想定される場所ですよ、と説明すれば誰も土地を買わないと思うのですが…

重要事項説明では津波のことを説明しなくてはいけませんので皆さん聞いているはずなのに、自分達は平気だと考えてしまうのですかね。

津波は地震保険扱いになるので被害にあっても半額までしか保証されません。

津波が到達する可能性のあるエリアに区画整理で宅地造成をするのはもうやめませんか。

そして消費者も根拠の無い大丈夫という考えは捨て、自分の命は自分で守る意識が必要です。

不動産価格が下がると損をする人もいるでしょうが、もう人口が減って土地が余る時代に突入するので、ハザードマップでなんらかしら重大な災害のおそれがある土地は思い切って建築の基準を高め計画実効のハードルを高くしてしまうってのもいいのかもしれません。





コメント
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