首里城の続きです。
何年ぶりかで、首里城の中に入りました。
年間パスポートを買っちゃたので、今年はあと2回は来るぞっ
上の写真、琉球国王の印なのですが、なんでラクダの形なの
と思ったら、説明書がありました。
『清朝皇帝が琉球国王に与えた印。元朝期にチベットに与えた印をモデルにして制作している。中国に臣下の礼をとっている国の中で、チベットは琉球と同じランクの国であった。』
チベット仕様の真似だからラクダなのかぁ。ちょっと安直じゃないですか、清朝皇帝さん
これは、琉球国王の冠です。いろいろな天然石がちりばめられていて綺麗です
これは国王が座る椅子ですね
上には「中山世土」と書かれた額が掛けてあります。
これは、中国皇帝から贈られたものを再現していて「この土地は何時の世までも琉球国中山の物」という意味だそうです。
沖縄本島では、北山・中山・南山の三山時代が長く続きましたが、その中で最も力のあった中山が、北山・南山を滅ぼして琉球国を統一しました。以降、明治時代に琉球王朝の歴史を閉じるまで「中山王府」と名乗りました。
その後、「中」は高貴な字であるので、王族以外は使用禁止ということになったそうです