富田元治のブログ

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熊本地震・被災者支援・罹災証明書

2016年09月04日 | 熊本大地震

熊本地震の罹災証明書は4段階です。

全壊、大規模半壊、半壊、一部損壊の4段階です。

約8割の一部損壊被災者には、行政の支援も義援金もありません。

 

一方、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、税金が2兆円ほど使われるようです。

豊洲新市場は、坪単価220万円の建物が税金で造られたそうです。

熊本地震で甚大な被害が出た南阿蘇・立野地区に立野ダムが造られています。

総工費1,000億円です。阿蘇大橋が崩壊した立野地区に、立野ダムです。

国は、心配ない大丈夫だ、立野ダムは予定通り造ります。と言っています。

 

めちゃくちゃに税金を使っているのに、一部損壊被災者には、支援がまったくありません。

今日の熊日新聞をスキャンしました。

(一部損壊被災者の支援ゼロの表です。)

 

全壊認定の場合は、最大300万円です。

内訳は、

(複数世帯員の場合-基礎支援金・100万円、住宅建設、購入・200万円 合計300万円) 補修は100万円。

(単身世帯員の場合-基礎支援金・75万円、住宅建設、購入・150万円 合計225万円) 補修は75万円。

最大300万円は、住宅の購入、建替えが条件なのです。

建替えも購入もしなかったら、

基礎支援金100万円と義援金80万円、日本財団見舞金20万円だけです。

 

最大300万円、義援金80万円、日本財団20万円、合計400万円。家は建ちません。

税金で建てる豊洲市場の建物は、坪220万円です。

 

熊日新聞の記者さんも、最近やっと、支援制度が分かってきたようです。

数ヶ月前は、支援制度を理解していない記者さんが記事を書いていましたね。

4段階の罹災証明も分かっていなかったようです。

 

あと一息で、記者さんが一部損壊被災者の現状に気がついてくれます。

マスコミ人なら、ペンの力で、

行政の支援も義援金もまったく無い、一部損壊被災者を救わなければ・・・・・・・・!!

 

 

南阿蘇・立野ダム

総工費1,000億円で甚大な被害のあった立野地区にダムを造ります。

画像はネットサイトから無断借用です。

阿蘇大橋の崩落現場です。

阿蘇大橋の崩落現場。

阿蘇大橋の崩落現場。

阿蘇大橋の崩落現場。

ここに、1,000億円をかけて立野ダムを造ります。

立野ダムを考えるホームページ ←クリック。

 

自宅が全壊し、家を無くした被災者には100万円の支援金です。

南阿蘇・立野被災地には、1,000億円の立野ダムです。

 

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今野敏・隠蔽捜査シリーズ

2016年09月04日 | 面白かった本

亀ちゃんから電話です。

『がんちゃん、今野敏の隠蔽捜査シリーズの最新刊を読んだね?』 と。

8月初旬に、今野敏著・去就(隠蔽捜査6)が発行されていました。

知りませんでした。

図書館に予約したら64番目です。

この順番だと、予約したのを忘れた頃に、図書館から連絡が来る順番です。

亀ちゃんが買っていましたね。

早速、亀ちゃんから借りて読み上げました。

 

そういえば、百田尚樹・著 (大方言)に書いてありましたね。

講演に行くと、握手を求めてくるファンがいます。

『百田先生のファンです。いつも先生の本を図書館から借りて読んでいます。』

お気に入りの作家なら、本ぐらい自分で買って読めよ!と。書いてありましたね。

 

私も今野敏氏のファンですが、1600円も出して数時間です。

本を買うよりタバコです。タバコなら4日間も楽しめます。(笑い)

 

さて、

竜崎伸也・・・これは私です。

隠蔽捜査シリーズを、読むたびに思います。竜崎伸也は私だと。

 

特に、最新刊・去就の後半(事件解決後)の竜崎伸也の生き様は私だと思いました。

題名が去就ですから、事件解決後の後半が主旨ですね。

どんな職場にも、上司のごきげん取りがいます。

根回しで職場を生き抜く、弓削部長みたいな姑息な人がいます。

世の中、弓削部長みたいなライバルを蹴落とす人が出世するんです。

根回しが旨く、ライバルを蹴落とし、我がだけ出世する姑息な人です。

 

あなたは弓削部長? それとも竜崎伸也?

私は竜崎伸也です。

 

今野敏 最新作 去就(隠蔽捜査シリーズ6)

社会正義、カタルシスを味わう本です。

心の軽快感、高揚感が味わえます。

が、少し物足りない作品でした。第1作、第2作がいいです。

 

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