富田元治のブログ

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黒い司法・0%からの軌跡。

2020年03月08日 | 感動した映画

黒い司法・0%からの軌跡。

観客6人の中の1人として観てきました。

いい映画でした。人間ドラマのいい映画です。

 

映画の内容は、

えん罪で死刑宣告された黒人死刑囚を救うために

奮闘する黒人弁護士を描いた人間ドラマです。

 

黒人に対する差別が横行している1980年代のアラバマ州で起こった実話だそうです。

黒人の被告人ウォルターは、身に覚えのない罪で死刑を宣告されました。

ハーバード大学卒の新人弁護士は、彼の無実を証明するために奔走しますが、

有罪の証拠となった証人たちの証言は、権力で捻じ曲げられています。

 

日本の国会証人と同じです。

権力で捻じ曲げられた国会証言ばかりです。

国会証言は黒人差別と同じ貧困層差別からきています。

貧困層は黙って、税金だけ納めろ!

集めた税金は、富裕層の為にだけ使う!

冤罪の黒人死刑囚が貧困層の納税者に見え、

冤罪を作り出した白人の検察側が富裕層に見えました。

 

映画は黒人死刑囚が無罪を勝ち取りますが、

日本の現実は、富裕層は税法に守られ、ますます富み、

貧困層はその日暮らしの収入から税金を取られるだけです。

 

税金はあるところから取り、無いところからは取るな!

これが税の再分配機能の基本です。

小泉改革で破壊された累進課税を取り戻しましょう~!

と叫んでも、だれも同調しませんね。

同調者が一人もいない累進課税復活!はここまで。

 

さてさて、黒い司法の感想は一言、いい映画でした。

あなたも記憶に残る映画となります。

ぜひ、ご覧あれ~!

 

 

今こそ、『真の正義』を問う!

1980年代アラバマ州、

立証不可能な冤罪に挑んだ男の、心揺さぶる奇跡の実話!

 

 

 

 

 

 

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新型コロナウイルス・・グローバル化の負の遺産。

2020年03月08日 | #デタラメ政治

新型コロナウイルス・・グローバル化の負の遺産。

今日の熊日新聞の日曜論壇は堤 未果さんでした。

『ルポ貧困大国アメリカ』 (堤 未果・著) を読んで衝撃を受けました。

尊敬するジャーナリストの一人です。

その堤 未果さんの日曜論壇です。

無断で全文をスキャンしました。

 

 

5%だった消費税を、

8%、10%に引き上げる法案を創ったのは、野田佳彦(旧民主党)です。

野田佳彦 (旧民主党) 以来、この国の政権交代は永遠に消え去りました。

野田佳彦(千葉4区選出の衆議院議員)がまだ政治家を続けている。

政権交代の起らない国家を創り、のうのうと税金で飯を食っている。

 

 

日産自動車のゴーン元社長の年収は20億円、労働者の年収は200万円、

工場を売却し、10,000人の正社員をクビにし、10,000人の派遣社員を

雇い入れ、低賃金労働者の力で業績回復??。

人でなしの人間だったら誰にでもできる経営方法です。

それを、テレビマスコミは経営の神様みたいに報道します。

 

派遣会社最大手のパソナの経営者は竹中平蔵です。

テレビは竹中平蔵を東洋大学の教授として報道します。

派遣社員だらけにした竹中平蔵を派遣会社の経営者だと報道しませんね!

 

所得税、相続税、贈与税の税率を下げ、

金融資産に対する税率を分離課税にし、富の一極集中を実現する、

年間利益1兆2,000憶円のソフトバンクの納税額はゼロ円です。

こんな馬鹿な税法がどこにある。

 

 

国民健康保険税、国民年金保険料も払えない大勢の非正規労働者。

この国の負の部分を、テレビは全く報道しません。

今や、3,500円で身体を売って生きている人間もいるのです。

『性風俗シングルマザー:地方都市における女性と子どもの貧困』

(坂爪真吾・著、集英社新書)

 

 

 

 

 

 

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