2020年 第43回日本アカデミー賞の
最優秀作品賞は 『新聞記者』 でしたね。
最優秀作品賞を受賞した映画 『新聞記者』 は、
《政府を批判する映画に出演したら、芸能界から干される》
こんな理由で、日本の女優さん達が出演を敬遠した映画です。
興味を持って見に行きましたが、何のことはない、
政府応援の映画でした。
原作者の東京新聞記者・望月衣塑子さんの映画を観た感想を聞きたいものです。
下記に、昨年(2019年7月3日)アップした記事を再アップします。
映画・新聞記者を見てきました。
原案は、あの東京新聞の記者・望月衣塑子さんの著書・新聞記者だそうです。
原作じゃなく原案です。
菅官房長官から、 『何度も何度も、事実と違う同じ質問はするな!』
と、注意された東京新聞の記者・望月衣塑子さんです。
期待して映画を見に行きましたが、感想は、がっかりのひと言です。
映画・新聞記者の宣伝コピーが下です。
※ 【この映画を、信じられるか―――。】
※ 【権力とメディアの裏側を描く、孤高のサスペンス!】
※ 【ここまで危険水域に踏み込んだ日本映画はかってない】
見たいと思うでしょう~? がっかりな映画でした。
出てくるのは【内調】・内閣情報調査室だけです。
これが危険水域??
世襲化された富裕層の最高権力者の支配力・権力など全く表現されていません。
権力者に都合の悪い情報はもみ消す、税金は湯水のように使う、
この国の権力者の実態などカケラも出てきません。
TBS記者からの強姦の被害を訴えた伊藤詩織さん、
TBS記者は、権力に守られ逮捕されることもなく、
被害者の伊藤詩織さんが、社会からバッシングされただけでした。
森友・加計学園の文書隠蔽、文書改ざん事件、
改ざんした公務員の自殺、全て実際に起こった事件ですが・・・・・。
なぜ、もみ消されたのか? 全て、突込みが足りません。
国民、みんなが知っている権力によるもみ消し事件です。
もっと分かりやすく、権力者を表に出し、追求すべきです。
内閣情報調査室(内調)だけです。
内調を動かしているトップを、もっと分かりやすく映画にするべきです。
映画の最後は、加計学園が軍事産業(化学兵器製造)目的に造られた、です。
何じゃこらぁ~!の、がっかりの映画でした。
今回の参議院選挙には全く影響しません。
それどころか、自民党応援映画に思えました。