富田元治のブログ

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秋葉原無差別殺傷事件(2008年)――加藤智大――

2021年03月22日 | 竹中平蔵を市中引き回しの刑に!

秋葉原無差別殺傷事件(2008年6月8日) ――加藤智大――。

爆発した「格差社会」への苛立ち。

死刑確定 2015年2月2日 死刑執行 未執行(2021年3月20日現在)。

 

世襲化された格差社会に苛立ち、自殺願望の無差別テロに走りながら、

その後、生への執着を見せる死刑囚たちがいる。

2008年6月8日、東京・秋葉原の歩行者天国に突入し、

7人を殺害し、10人に重軽傷を与えた加藤智大も、

生への執着をみせる死刑囚と言えるのかもしれない。

わけの分からない本を数冊も出し、生への執着がみえる。

 

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静岡県の自動車工場で働く加藤智大(25歳)は、政治が創り出した使い捨ての労働者でした。

青森県下トップの進学校・青森高校を卒業した加藤智大が、社会に出ると日雇い労働者です。

その鬱積した感情が、2008年6月5日、

勤務先で作業服がロッカーになかったことで「暴発」しました。

這い上がることの出来ない派遣社員だから馬鹿にされるのだ!!と。

 

加藤はその日、無断で退社すると、翌日にサバイバルナイフなどの刃物を購入しました。

翌日、4トントラックを借ることができず、仕方なく2トントラックを借りると、

静岡県から東京の秋葉原へ向かいました。

 

加藤は、東京に向かいながら、何度も携帯サイトに「犯行予告」を書き込みました。

「秋葉原で人を殺します」。

「車でつっこんで、車が使えなくなったらナイフを使います。みんなさようなら」。

まさか数時間後、それが本当に再現されることになると信じた人間はいませんでした。

 

2008年6月8日12時30分、秋葉原に到着した加藤は、

信号を無視して歩行者天国に2トントラックで突っ込みました。

2トントラックがタクシーと衝突して止まると、

加藤は用意していたダガーナイフを持ち出し、手当たり次第に歩行者を刺しました。

 

当初は交通事故が起きたと思っていた群集も、加藤の凶行を前に大混乱に陥り、

日曜日の歩行者天国は地獄絵図と化しました。

 

「駆けつけた警察官が拳銃を加藤に向けながら追い詰め、

血だらけになった加藤はついに確保されました。

時間にしてわずか10分ほどの通り魔事件でした。

 


ーーー精神鑑定と死刑判決の確定ーーー

 

死者7名、重軽傷者10名。あまりに重い結果は、日本中を震え上がらせました。

加藤は真っ先に精神鑑定にかけられましたが、

責任能力に支障はないと判断され、3か月後の10月に起訴されました。

 

犯行は計画的で、死者を増やすための立ち回りは極めて理にかなったものでした。

しかし犯行動機は、理解しにくい説明を繰り返しました。

 

7名の死者を出した事件です。死刑判決は当然でした。

加藤は公判中から何冊かの手記を出版しました。

わけの分からない手記を数冊も出し、生への執着がみえます。

 

死刑囚の加藤智大はまだ生きていますが、加藤の弟は2014年に自殺しています。

死の1週間前、弟はこんな言葉を残していました。

『あれから6年近くの月日が経ち、自分はやっぱり犯人の弟なんだと思い知りました。

加害者の家族というのは、幸せになっちゃいけないんです。

それが現実。僕は生きることを諦めようと決めました。

死ぬ理由に勝る、生きる理由がないんです。どう考えても浮かばない。

何かありますか。あるなら教えてください』。――弟が残した言葉――

 

――加藤智大の言葉――

「また長い1日が始まる。ただただ苦痛なだけ。まだ始まってないけど、終わりでいいや」

 

政治が創り上げた自己責任の世襲社会で、這い上がり、

富裕層の仲間になろと加藤智大死刑囚も思っているのでしょう?

富裕層に富を集中させる為に、労働法を破壊し、

低賃金の使い捨て労働者ばかりにした小泉純一郎と竹中平蔵です。

その這い上がることの出来ない使い捨て労働者の一人が加藤智大です。

小泉純一郎と竹中平蔵をテレビマスコミは英雄にしていますが、

秋葉原事件を引き起こした真犯人は、小泉純一郎と竹中平蔵です。

 

 

富裕層の世襲社会を創りあげた小泉純一郎と竹中平蔵を

テレビマスコミが、英雄にしたのです。

秋葉原事件の真犯人は、小泉純一郎と竹中平蔵です。

 

  

秋葉原事件を引き起こした小泉改革を行ったのが竹中平蔵です。

その竹中平蔵を安倍政権、菅政権が、またしても政策リーダーに登用しました。

 

自ら人材派遣会社を作り大儲けしている竹中平蔵です。

クビを切れない社員など雇わないことです。

全社員、低賃金の非正規社員でいいのです。

 

小泉純一郎と竹中平蔵が創った自己責任の格差社会を、

小泉改革以前の1億総中流の社会に戻すには、

マスコミが完全に無視続ける『れいわ新選組の山本太郎氏』を国会に送り込むことです。

 

 

マスコミが完全に無視続ける『れいわ新選組の山本太郎氏』。

自民党1党独裁政治、富裕層優遇政治を批判する『れいわ新選組の山本太郎氏』。

 

 

 

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いまを生きるすべての人に―― 花束みたいな恋をした

2021年03月22日 | 感動した映画

いまを生きるすべての人に―― 花束みたいな恋をした。

花束みたいな恋をした。有村架純ちゃん主演の映画です。

 

1月末に封切られ、約2ヶ月も上映されています。

2か月近くのロングランが気になり、観てきました。

レビュー評価も ☆1~☆5まで分かれています。

これも、気に成りますね!

 

観てきた感想です。

まず、観客が多いのにびっくりしました。

カップルも居れば4~5人の女性グループ、3~4人の男性グループ、

私を含め高齢者の方も多かったですね。

 

私の感想は ☆5です。いい映画でした。

昔々、漫画、映画で同棲時代がヒットしていました。

”花束みたいな恋をした”  主演:有村架純。

この映画は、生きずらい自己責任社会の恋物語です!

 

いまを生きるすべての人に―― なるほど、今を生きるすべての人に観て欲しい。

花束じゃなく、自己責任社会の恋物語です!

 

”花束みたいな恋をした”

―― いまを生きる全ての人に ―― この副題ですね!

この生きずらい格差社会の いまを生きる全ての人に観て欲しい映画です。

自己責任社会、格差社会の同棲物語です!

 

 

 

 

上村一夫・著 同棲時代 

愛することが、とても美しい時代(とき)はすぐに終わる。

愛すること ーーー 傷つくこと ーーー

愛することがいつまでも美しくないのはなぜだろうーーーー。

 

 

 

 

 

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