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冤罪を許さぬ社会にと決意:島 晃(67歳) 大阪府吹田市

2022年12月22日 | #あ~人生

冤罪を許さぬ社会にと決意:島 晃(67歳) 大阪府吹田市

2022年12月22日(木)の熊日新聞・「読者のひろば」から。

 

4日付本紙「新生面」に元死刑囚の故・免田栄の手紙が紹介されていました。

「新生面」を下に全文御紹介。

 

 

免田さんの手紙 

=熊本日日新聞  新生面  2022年12月4日 =


「眞実[しんじつ]は通さねば真の人権と民主主義は守られません」。

国内で初めて死刑確定後に再審で無罪となった故免田栄さんは、

孤独な獄中から家族や支援者と1400通を超える手紙を交わしていた。

無実を訴えて闘い続けた心の軌跡がうかがえる貴重な資料だ。

 

取材を経て長く交流を続け、

生前に手紙や文書を託された熊本日日新聞社と熊本放送の元記者3人が整理して要点を編集し、

8月に『検証・免田事件[資料集]』として刊行した。


捜査や裁判、報道の記録も収め、辞書のように分厚い労作だ。

免田さんは戦後間もない1948年12月に人吉市で起きた強盗殺人事件で死刑判決を受け、

6度目の再審請求で1983年7月に無罪を勝ち取った。

逮捕から釈放まで34年半、日数では1万2602日。

気の遠くなるような長い苦難を耐え抜いた。

社会に戻ってからは世間の冷たい視線にさらされた。

「一人の人間として認めてほしい」と求め、

獄中生活で加入できなかった国民年金の受給など、

失われた権利を取り戻す闘いが晩年まで続いた。

資料集をまとめた大先輩は、

免田さんの足跡について「社会の『暗点』を示している」と指摘する。


残された手紙は、見込み捜査や無理な取り調べ、

自白の偏重という司法の問題点に加え、

人権や民主主義のもろさと大切さを教えてくれるようだ。

免田さんは2年前の2020年12月5日に95歳で亡くなり、

あすが三回忌。冤罪[えんざい]は今もなくならず、再審の扉は固いままだ。

この社会で真実は通っているのか。胸に手を当てて考える。

=熊本日日新聞  新生面  2022年=

 

 

【飯塚事件】YouTube 検証①~検証⑥ 事件と裁判の経緯 ←クリック。

 

飯塚事件 その1 ←クリック。

飯塚事件 その2 ←クリック。

飯塚事件 その3 ←クリック。

飯塚事件 その4 ←クリック。

 

 

飯塚事件 冤罪を訴える妻  死刑執行は正しかったのか?

飯塚事件 死刑執行された男は冤罪だった!

 

 

【飯塚事件】・・これは冤罪事件ですね!

しかし、この国は行政が司法を支配しています。

 

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