富田元治のブログ

メール:ganto1950@yahoo.co.jp

命・守るために

2018年04月23日 | 熊本大地震

熊日新聞に連載されています。

命・守るために。NO6.

今日の記事の見出しは「一部損壊の在宅被災者」でした。

「支援、情報届かず疎外感」の副見出しも付いています。

 

熊本地震で被害を受けた県内の住宅は19万7111棟です。

うち一部損壊の判定を受けた住宅は、15万4065棟と約8割を占めます。

15万4065棟の一部損壊の判定を受けた住宅被災者は、

義援金の支援は全くありませんでした。

 

昨年暮れに、一部損壊判定の被災者にも、義援金から10万円が配分されるようになりました。

但し、10万円の義援金をいただくには、条件がつきました。

100万円以上の修理費を支払った住宅被災者に限られました。

100万円以上の持ち合わせがあり、自宅修理に100万円以上かかると、

10万円の義援金が配分されます。100万円、大金です。

 

義援金配分基準・一部損壊(修理費100万円以上)・10万円。

 

今日の熊日新聞をスキャンしました。(上の画像)。

一部損壊の認定を受けた被災者・村上さんは、約1ヶ月間の車中泊の後、

約4ヶ月間はメインアリーナで寝泊りだったそうです。(記事から)。

 

「一部損壊」の在宅被災者。 支援、情報届かず疎外感。

記事は、

『いっそ、家が潰れてしまえば良かったと思うこともある。

私たち一部損壊の人も、同じ被災者と伝えたい。』と、結ばれています。

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
« 増税。 | トップ | 就職氷河期世代 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

熊本大地震」カテゴリの最新記事