富田元治のブログ

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熊本地震・被災者支援

2016年08月05日 | 熊本大地震

コメントしずらいブログに、コメントが届きました。

ご紹介します。

 

はじめまして 熊本県人です。

私の実家は二次調査もしてもらいましたが、一部損壊のままでした。

しかし、修繕費が1300万円以上かかると言われ途方に暮れております。

 

いわゆる「みのこ造り」といわれる木造住宅です。

知人の家も同じ造りで築年数も30年ほどですが、同じような修繕費がかかると言っていました。

建てなおすにしても解体は自費、金融機関の住宅ローンも、金利が半壊以上と一部損壊とでは違います。

そもそも一部損壊の被害程度は、軽いものから高額修理費が発生するものまで幅が大きいです。

 

罹災証明書での判断だけではなく、一部損壊でも、

高額修理費が必要な世帯に対して支援が受けられるようにならないものかと思うのですが・・・

贅沢は言いません。せめて、建て替える場合のローンの金利は同等にしてほしいです。

税金の減免も半壊以上から。同じ被災者なのに、不公平感があってはならないと思うのですが・・・

でこぽんさんからのコメントです。

 

私の返信コメントもアップします。

でこぽんさん、コメントをありがとうございました。

熊本地震の被災者に対する行政支援は、明らかに不公平です。

大規模半壊以上の被災者(全壊・大規模半壊:約5%)

に対する生活支援金の増額、復興住宅の早期着工など早急に行うべきですが、

一部損壊被災者を行政は見捨ててはいけませんね。同じ被災者ですから。

ところが、

約80%の一部損壊被災者には、まったく、何の支援もありません。

支援ゼロです。一部損壊被災者は行政から見捨てられています。

 

一部損壊認定の家屋も修理代がかかります。

屋根瓦の修理ひとつでも、庶民にとっては高額な費用がかかります。

65歳以上になると融資先もありません。

また、一部損壊では減免措置もありません。

ところが、半壊認定になると、576,000円までの応急修理代、低金利での融資、

固定資産税の減免、国民健康保険の減免、介護保険の減免、

義援金の支給などなど、明らかに不公平だと思います。

 

私の友人も義援金を送ったそうです。

『俺には届かないぞ~!』と言うと、被災者全員に義援金が届いているものと思っていたそうです。

約80%の被災者に義援金が届いていないとは~・・? まったく知らなかったそうです。

 

約5%(全壊、大規模半壊)の住む家を無くされた被災者の無念さは言葉では表せませんが、

約80%の一部損壊被災者にも、約15%の半壊認定被災者並みの、

低利融資、減免措置はするべきです。

約80%の一部損壊の被災者にも行政の支援は必要です。

でこぽんさん、コメントをありがとうございました。

 

被災者支援の状況が国民に知らされていませんね。

全壊、大規模半壊の住宅に対する生活支援金は、最大300万円と報道にありますが、

実際は、生活支援金は、全壊世帯・複数員世帯=100万円、単身世帯=75万円、

大規模半壊・複数員世帯=50万円、単身世帯=37.5万円です。

加算支援金(50万円~200万円)は、住宅の建替え、住宅の購入、が支給の条件です。

高齢者・年金生活者で住宅の建替え、住宅の購入等は、恵まれた人以外は無理です。

加算支援金(50万円~200万円)の支給対象は極々一部の恵まれた人たちです。

なのに、すべての被災者が最高300万円の生活支援金が出るような報道です。

加算支援金(50万円~200万円)は、住宅再建、住宅購入が条件と報道するべきです。

 

単身世帯の友人の家屋は大規模半壊の認定でした。

とても住める家ではありませんが、全壊判定ではないそうです。

生活支援金=375,000円、義援金=40万円、見舞金(日本財団より)=20万円です。

年金生活で、建替える資力はありません。

狭い狭い仮設住宅に2年間住んで、その後は土地を処分してアパート生活です。

 

 

今回、被災者になって分かったことばかりです。

行政は不公平です。

そもそも、税の再分配機能の本質を知らない政治屋さんが政治をしています。

そのせいで、世界一の格差社会になっています。

 

熊本地震での被災者に対する行政支援も格差政策のひとつです。

小泉・竹中コンビが人生いろいろ、自己責任、抵抗勢力、刺客、

聖域無き改革と、叫びながらあらゆる格差を産み出し押し広げました。

小泉純一郎・竹中平蔵に鉄槌を !!

 

マツムシソウ (南阿蘇外輪山に咲きます)

一の峰、二の峰に咲く マツムシソウ。

(金峰山、二の岳、三の岳。その後ろの雲仙普賢岳です。)

分かりますかぁ~?

 

 

コメント

熊本地震・義援金・第3次配分

2016年08月04日 | 熊本大地震

383億3890万円の義援金をありがとうございました。

約7割の268億1648万円の配分が決定しました。

(8月3日の熊日新聞によれば。)

 

全壊、半壊、の被災者には、あなたの善意の義援金が届きました。

約8割の一部損壊の被災者には届きませんが・・・・・!!

383億3890万円の義援金をありがとうございました。

 

昨日の熊日新聞(昨日アップ)の義援金の記事は誤解を招きます。

誤解を招く記事 ←クリック。

昨日、熊日新聞に電話をしました。

 

半壊認定住宅は、既に40万円の義援金をもらっています。

(1次配分10万円、2次配分30万円の40万円です。)

この記事(昨日の記事)は、さらに3次配分で40万円の義援金が決定したと読めます。

半壊認定住宅には、合計80万円の義捐金が支給されるのですか~?

一部損壊被災者は、義援金ゼロですよ。

一部損壊被災者は見捨てられているんですよ。と、熊日新聞に電話をしました。

今日の新聞に訂正??  分かりやすく再度、義援金の記事が載っていました。

 

このように書くべきです。

昨日の新聞記事は分かりづらいと言うより、誤解を招きます。

半壊には大規模半壊を含む、と書くと もっといいです。

そして、

全壊が80万円なら、大規模半壊には60万円、半壊40万円ですよ。

大規模半壊と半壊は、まったく住宅の状態が違います。

そして、一部損壊被災者にも見舞金(義援金)を配分するべきです。

被災者なのに、行政から見捨てられているようです。

義援金配分委員会に、被災者を加えるべきです。

 

 

 

義援金からも見捨てられた一部損壊被災者です。

一部損壊被災者には、義援金も届きません。

生活を切り詰め、わずかな年金を貯蓄にまわし、

修理費用が貯まるまで、私の命はもちません。

住宅復興の前に、寿命がつきます。(真面目)

数百億円の義援金をありがとうございました。

全壊、半壊、の被災者にあなたの善意の義援金が届きました。

約8割の一部損壊の被災者には届きませんが・・・・・!!

 

コメント (12)

熊本地震・義援金・1次2次配分

2016年08月03日 | 熊本大地震

義援金(寄付金)をありがとうございます。

義援金の配分も第1次、第2次と終わり、

第3次の義援金の配分が決定したそうです。

今日の熊日新聞に載っています。

3次配分で半壊認定住宅に40万円に決定したと。

3次配分で40万円と決定 ???

1次配分で10万円、2次配分で30万円と決定しています。)

誤解を招く記事の書き方です。

誤解を招く義援金配分の記事です。

誰が読んでも、3次配分で40万円に決定なら、半壊認定住宅は合計80万円です。

熊日の記者は、義援金配分が分かっていないのでしょう~?

 

※知人に、半壊認定は80万円もらえると じゃろかと聞くと、

なんば言よるか!40万円もろたなら、もうもらえんた。40万円た。

半壊認定は40万円と読む知人もいますが・・・・・。

 

被災者から、熊本市役所に問い合わせが殺到したそうです。

私は、熊日新聞に問い合わせました。

問い合わせ殺到の記事、熊日新聞をスキャンしました。

 

 

熊本市役所に問い合わせが殺到した義援金第3次配分決定の記事です。

 

 

県庁で配分委員会を開き、・・・・半壊同40万円と決定。(記事)

2次分までの配分を既に受け取った被災者には、市町村が3次分との差額を追加で配る。

2次分までの配分? 差額?

1次分、2次分の金額が分からないと差額も分からない。

が、

半壊認定の知人は、40万円の義援金が振り込まれたと言っていました。

半壊認定の義援金は、1次分10万円、2次分30万円、合計40万円と決定しています。

 

なんだこの記事は、3次配分が40万円と決定とは。

既に2次配分で40万円と決定しています。

この記事では、半壊被災者は、合計80万円の義援金がもらえるとも読めます。

問い合わせが殺到する内容の記事です。

訂正記事を出すべきです。

 

こんな誤解を招く記事より、8割の一部損壊家屋にも義援金を・・・・・!!

8割の一部損壊被災者の記事を~!!

8割の一部損壊被災者にも、義援金でお見舞金を!!

一部損壊被災者は、まったく何の支援もありません。

このことを記事にして欲しい~!!

 

8割の被災者の声です。

誤解を招く記事より、一部損壊被災者の現状を記事にするべきです。

熊日新聞の記者さん、ペンの力で一部損壊被災者を救ってください。

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罹災証明

2016年08月01日 | 熊本大地震

熊本地震の罹災証明は4段階です。

全壊、大規模半壊、半壊、一部損壊の4段階です。

全壊、大規模半壊の判定家屋には、公的支援金、義援金の支給があります。

もちろん、解体費用も公費でやってくれます。

また、国民健康保険、介護保険、住民税などの税金面でも減免措置があります。

 

半壊認定家屋は公的支援金はありませんが、善意の義援金は受けられます。

解体費用も公費でやってくれます。

また、税金面での減免措置も受けられます。

 

ところが。ところが・・・・。

約8割の一部損壊の認定家屋には、まったく何もありません。

唯一、役に立たない罹災証明書を無料で発行してくれるだけです。

国民の善意の寄付金である義援金さえ、1円も支給されません。

地震保険にも入っていない約7割の県民は途方にくれています。

 

今朝の地元新聞をスキャンしました。

8月1日の熊日新聞の投稿欄です。

8月1日の熊日新聞をスキャン。

そうです。

約8割の一部損壊の家庭には支援がまったくありません。

全壊、大規模半壊で、住む家が無くなった人に比べると、

一部損壊被災者は住める家があるだけでも恵まれているのかもしれませんが、

同じ被災者なのに、行政から見捨てられたと思っています。

税金を払うより、地震保険には入っておくべきでした。(本音)

 

都知事選で、庶民の生活を分かりもせず、

行政手腕を訴えた増田ひろや氏が落ちたのは良かったです。

胸がスー としました。

 

下級武士達が明治維新を起こしながら、

高文試験を取り入れ、官僚制度を創ったのがまずかったのです。

この官僚制度で、庶民の生活が分からない行政が行われるようになったのです。

行政手腕?安定? 庶民の生活が分からない元高級官僚(増田氏)が落ちたのは良かった。

庶民の生活が分からない元官僚達が、一部損壊被災者を見捨てているのです。(真実)

 

全壊、大規模半壊・・・・・5%。 ~ 公的支援金、義援金の支給有り。公的支援はわずか5%です。

半壊・・・・・・・・・・・・・・・・15% ~ 義援金の支給有り。(公的支援金はありません)

一部損壊・・・・・・・・・・・・80% ~ まったく何もありません。

 

熊本、相も変わらず毎日揺れています。1940回を超えました。

気象庁・九州熊本地震 ←クリック。

 

阿蘇外輪山に咲く 『 ゆうすげ 』 です。

 

『 ゆうすげ 』  陽が落ちる頃、阿蘇外輪山に咲きます。

 

 以前の熊日新聞。

 

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