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2018-08-25 タペット調整 オイル交換 ヘッドライトLED

2018-08-25 15:34:55 | エストレヤメンテ
折れたアジャストスクリューは前回
ロッカーアームシャフトを外し
ロッカーアームをフリーの状態にして抜いた

昨日(金曜日)部品が届いたので
やっと元に戻せる
必要なのはアジャストスクリューだけだが
オイルパイプなども外しているんで
念のためそのあたりのOリングや
ガスケットを注文した


オイル滲みなどもなかったので
ほとんど使用しなかった

インテーク側のアジャストスクリューは
作業スペースがなく
超小振りのドライバを探していたら
ホムセンになかなか良いのがあった



特に問題なくスムーズに終了


ちょっとした油断がけっこうな作業に
今後は十分注意しなくちゃね~

しかし前回28238km時に0.20に調整したものが
今回34858kmで0.18に変化
ということは約3300kmで0.01狭くなる
今回は0.22に調整したので
限界値の0.17までは0.05あるので
3300km×5=16500km程度で調整か・・


次はオイル交換
オイル、エレメント、ドレンボルトのワッシャー
エレメントのカバーOリング を交換
特に問題なしで 写真もなし

オイル交換していたら
ヤマトさんがアマゾンの荷物を持ってきた
先日発注した LEDヘッドライト


ほとんど夜走行はしないのだけれど
トンネル内が暗くてちょっと怖い

筐体がゴールドなんで
こんな感じに見える


明るさは十分


この記事では評判がよろしい
https://www.monolog.fun/led_motorcycle/


あとは耐久性
それとこのLEDはファンが先端にあるので
ライト内部で放熱し効率が悪いが
後端に何もないので取り付けスペースは
通常のハロゲンと同様
2年くらい使えればラッキーだけど・・・

ちょっと苦戦したがなんとかひと段落2018-08-18

2018-08-20 17:38:31 | エストレヤメンテ
さて 折れたスクリューボルトをいかにして抜くか
正直 寝ても覚めても 飯食っても 仕事しても
気になって 気になって 笑

今回の状況

エンジンヘッドを横から見た図
右の水色のボルトが切れた
下側に残ったボルトの端を回せば
外れるのだけれど
スペース的に無理(ペンチも入らない)
それで赤色部品(カムシャフト)を抜けば
紫の部品(ロッカーアーム)がフリーになり
ロッカーアームの先端が上に動くため
ボルトを回すことができる
ロッカーアームは黄緑の部品(ロッカーアームシャフト)
を軸にしてヤジロベエのように動く。
という考えのもとカムシャフトを外す作業にとりかかる

まずカムスプロケットを外す(その前にチェーンテンショナー外す)


空回りしないようにクランクボルトを止め
エイヤっと外す (ネジロック塗ってあるので固い)


カムスプロケットが外れた状態

ここで注意すべきポイントは
カムスプロケットボルトが緩むと
カムスプロケットが前側にずれて
カムシャフトから外れた状態になる
そうなるとネジロックのついたボルトなので
ボルトとカムが一緒にまわってしまう
最悪はピストンにバルブがあたって
バルブが曲がってしまう
ボルトが緩んでも完全に取れるまでは
カムスプロッケットをカムシャフト側に
押し付けた状態でボルトを回す事!!!!
(スプロケットには突起がありカムシャフト側の凹みにはまる)
興味のない人には「なんの話だ?????」
けど内容のわかる人に「そりゃそーだわ」となる 笑

赤丸の2本のビスを外せばカムシャフトが抜けるはず
ここで また「やっちまった」事件
写真を見るとわかるけど
左のビス ナメった・・・


相当押し付けながら回すのは知ってたけど
向こうにバイク倒れたらと思い躊躇したのが敗因
ショックドライバー(インパクトドライバ)
を使って外そうかと思ったけれど
すぐ奥にはベアリングがあるし・・
使ってよいかどうか 不安になる

https://ktc.jp/catalog/index-category/category-list/sd6

これ以上状況悪化させると大変なので
もう半世紀ちかくお世話になってる整備工場へ電話
ワシの5年先輩で10代のころから
ずっとお世話になっている
なので人間関係は互いに60過ぎても10代のまま
こっちは一応、客なんだけどいまだに「おまえ」呼ばわり 笑

今までの経緯と写した画像をもとに説明
「バイク屋じゃないからバイク特有の事はわからんからな」
と前置きのあと
〇ロッカーアームがフリーじゃないとカムシャフトは抜けないかもしれない
〇ロッカーアームシャフトを抜いたほうが早いような気がする
〇キャブ(インジェクション)をはずしてスペースを確保できるなら
 そうやって外すことができないか
いろいろ考えた結果
整備書を見る限りロッカーアームシャフトを外すのが比較的簡単そう

「ショックドライバーは使い慣れてないと
かえってダメージを与えかねないので
お前は使わない方がいいわ 笑」
との忠告 さらに
「ボルトが折れた時点で 
カムシャフト抜くとかロッカーアームがどうとか
冷静に考えずに中途半端な知識でやるからだめなんだぞ
もっと落ち着いてやれ」と怒られる・・笑
「今日は行けないけど明日なら行けるから
最悪の場合は電話くれ」 とやさしいお言葉
それよりも方向性がわかっただけでも一安心

気を取り直して作業にかかる
ロッカーアームシャフトを抜く
(最初の図の黄緑部分)

赤で囲んだ部品をはずす


ビス1本だが・・・
先の教訓生かし
うちの配偶者を呼んで
「バイクが倒れないようそっち側おさえといて」と頼む。
今度こそ失敗はゆるされんぞ!
と集中してドライバーをあてる
特に問題なく普通に緩む
あっけない 笑


裏側のカバーを外し
棒状のもので押し出せば OK
テープの7か所のボルト外せばOK


あとは後ろから押し出すのだけど
作業に集中して写真なし

ロッカーアームがフリーになったので
上から針金でつるし
折れたボルトをはずした


あとは元のように組み付けるだけ
古いガスケットはがす


上死点出して


カムスプロケットの突起と
カムシャフトの凹み合わせて
合いマークにあうようにチェーンをかける
何度もチェックして絶対ずれないように


規定トルクで締め付け
(スプロケットボルトはネジロック塗布)


新しいガスケットで組む


規定トルクで締め付けOK!!


ちょっと疲れた
あとはスクリューボルトが届けば
普通にタペット調整して
ミスがなければ OK!!
(でもエンジンかかるまでちょっとドキドキ)

うわ~やっちまった 泣

2018-08-15 20:08:10 | エストレヤメンテ
今期5回目のツーリング 浜頓別~幌加内から戻り
(5回目のツーリングは後日アップ)
そろそろオイル交換とタペット調整をと思い
タンクを外した
見てみるとうっすらと錆が発生
このバイク見えるところはちゃんと塗装してあるが
裏面はけっこういい加減な塗装
コストダウンからか
でももうちょっとちゃんと塗装してもらいたいもんだ


今のうちの手入れをしないと
どんどん錆は進行していく
本来ならさび落として
サフェーサーなど塗って
その後ちゃんと塗装するのが良いのだけれど
それは結構手間と時間がかかる
まあ手抜きではあるけれど
ホルツのさび止め塗料を塗る
おそらくそれほどの効果はないと思うが
塗らないよりは相当まし
ローバルとか亜鉛配合のものが良いけれど
ま~そのうち



さてタペット調整だが
インテークは0.12
エキゾーストは0.18 下限ではないが
調整の必要あり
前回エキゾーストは0.2にしたので
やっぱりクリアランスが小さくなっている
インテークは調整の必要なかったが
せっかくタンクも外したので
再度調整と・・・
ロックナット締め付けの力加減ミステイク
何度もやってるんで油断したのが間違い・・

経験のある人ならわかると思うけど
ネジ切った時のあの ムニュって感じ・・
ネジが切れて ポロリ


折れた部品

あ~やっちまった

カムシャフト外して
ロッカーアームを外してと
たったネジ1本なのに
それなりの作業
いずれにしても明日部品発注
部品代は数百円だが
作業は・・それなり
プロなら2時間程度か
ワシは4~5時間コース・・
一応必要部品を書き出す


部品がないので今日はこれ以上はできず
まあ~落ち込んでもしかたがないので
ハイボールにから揚げ作って気分直し 笑


今はこんな感じで部品まち
まあ素人メンテはこれも想定範囲だわな~笑

アクセル&クラッチワイヤー メンテ

2018-04-08 12:08:41 | エストレヤメンテ
バイクを2014年に購入し
アクセルワイヤーはノーメンテだったので
念のため注油

ちょっと工具の説明
バイクの軽整備ならこんな工具が使いやすい
差し込み角 通称シブイチ (四分の一インチ)
1/4 = 6.35mm が使いやすい


ワシのバイク用に使ってる工具
ラチェットハンドル スナップオン
エクステンション兼用ハンドル シグネット
8、10、12、14の駒 スナップオン
その他の駒 ストレート と ディーン
こうやって使って
緩んだらハンドルでグリグリ回せる


アマチュアの使用ならどこのメーカーでも
何でもないと思うけど
得体のしれない極端な安物は
ボルトやナットにダメージを与える事もあるんで
避けたほうが無難

さて
アクセル側のスイッチボックス外して注油するのだが
ワイヤーの遊びをいっぱいにするので緩めるが
あとから調整をしやすいように ネジの位置を計っておく
(取り付け後元の位置にすれば調整がらく)


ブレーキレバー外す
ナット1個で外れる


スイッチボックスを外し
(下側からネジ2本)
アクセルグリップからワイヤーも外す


ワイヤーオイル
デイトナから出ている商品で
ノズルが細いのでワイヤーカバーの隙間から
注油しやすくさらには洗浄効果もあるとのこと
使った感じは・・・・・
ちょっと粘度が低い感じ
もっとドロッとしてるほうが長持ちしそうだけど
ドロッとしてるとケーブルの中に入っていかないし
うーん難しいところ


赤〇のワイヤー根元にノズル差し込み
シューっと入れて
ワイヤーをシコシコと上下に
これを何度も繰り返す


反対側(キャブ側)からオイルが出てきたら
終了(汚れるのでティッシュで養生)


グリップの内側や
ブレーキレバーの可動部分にグリスを塗る
ワイヤー先端のタイコをグリップの穴に入れて
終わりなんだけど
ちょっとやりずらい・・


ワイヤーをペンチで挟んだりするのは不可
ワイヤーにダメージをあたえると
その部分から切れやすくなる
こんな工具でひっかけて入れる

100均ドライバで作ってもいいけど
あると便利
フックセット4ピース
http://www.straight.co.jp/item/12-099/

エンジン始動 & ちょっと神経質なオイル交換

2018-04-01 18:25:37 | エストレヤメンテ
先日はタイヤ交換をしたが今日はオイルとプラグ交換

昨年の10月から冬眠していたので
まずはバッテリーチェック
端子は外しているが多少は自己放電するので念のため充電



バッテリー端子を接続
ワシは端子の位置が外側にある
+端子を外しているが
正しいやり方は -端子を外すのが正解


なぜかというと
(知ってると思うけど念のため)
バイクや車の電装品は以下の図のようになっている
バッテリーのプラス線はバッテリーからスイッチを介して
電装品につながっているが
マイナスはボディを介して(ボディアース)電装品につながる
先ほどの写真のドライバーの金属部分がボディに触れると
ショートして危険
なので普通は-端子を外す

補足
※大昔はプラスアースの車もあった
※スイッチ位置は電装品とボディの間にある場合もある


さてオイル交換の前にプラグを外すが
外す前にゴミなどエアーで飛ばす

エアーがない場合は息で吹き飛ばし
ウエスで清掃する

万一 砂などが入るとエンジンにダメージ
プラグ交換自体は難しい作業ではないけど
こういうところはちゃんとやらないとダメだと思う


新旧プラグ
まだ使えるけれど シーズン途中で
調子が悪くなると 気分がわるいので(笑)
安いノーマルプラグをシーズン毎に交換
1年使ったくらいでエンジンがかからないとかいうことには
ならないけど 高負荷(坂道)などで
微妙に失火する場合がある
タイヤが小石を踏んだ時のような感覚で
コツン コツンとひっかかる感じかな~
多気筒や排気量の大きいバイクだとそうでもないと思うけど
単気筒の非力なバイクだと顕著

プラグもプラグコードも 大気中では正常に働いても
エンジン内部の高圧縮では失火することがあるんで
正直 目視での判断は無理だと思う
プラグコードなど抵抗値が○○を超えたら交換とか書いてあるが
そこまで劣化しなくても使えないことがある


プラグを外した状態で セルを30秒ほど回す
半年間エンジンをかけていないので
オイルが下がりきった状態
いきなりエンジンをかけずに
セルでエンジンを回してやる
その時にプラグがないほうがセルの負担が少ない


一般的なエンジンは
エンジンの下にオイルがたまっていて
それをポンプでエンジン上部(シリンダーヘッド)
に送って潤滑する
半年止まっていたエンジンなので
念のためセルで回して各部にオイルを送る

やらないからといって壊れるとは言えないけど
やったほうがエンジンには優しい

その後プラグを付け
エンジンをかけオイルを温める
数分後エンジンオイルを抜く


今回はオイルのみ交換
新しいオイルを注入


ある程度いれたら
プラグ外してセルでクランキング
先と同じ理由で
各部にオイルが行き渡ってない状態で
エンジンをかけるのはなんとなくいやなので
(やらなくてもいいけどやったほうがエンジンには優しい)

その後プラグを付けてエンジンをかけ
数分暖気
多少回転を上げたりして
ドレンプラグなどから漏れがないかチェック


エンジンを止め 数分たって(オイルレベルが安定)
してからオイル量チェック
(エンジン切ってすぐはあちこちにオイルが回っている状態なので
レベルは少なくなっているので落ち着くまで待つ)



ということでちょっと神経質にオイル交換終了 笑
あとは クラッチ アクセルワイヤーに注油して
4月後半からいよいよ 笑