紫花菜

 むらさきはなな、別名花大根(はなだいこん)です。本名の紫花菜の「花菜」は菜の花のことですね。つまり「紫色の菜の花」という名前です。勿論どちらもアブラナ科ですが、紫花菜の草丈は20cm程と菜の花と比べるとずっと小振りです。

 別名の花大根は「花の綺麗な大根」の意でしょうか。菜の花の花にはあまり似ているとは思いませんが、大根の花にはよく似ています。そんなことから名付けるとすれば「紫花大根」でしょうか。でも「紫花菜」がこの花の姿には一番似合っているように思えます。


 中国原産で日本には江戸時代に渡来したようですが、昭和10年頃から全国に広まり始めいまでのこの季節になるとどこでも見かけることができるようになりました。アブラナ科だけあって食べられるということですが、おひたしにでもすればよいのでしょうか。さて、お味の方は・・・。
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