GP-1で緯度・経度・高度データを取得

 ご報告と云うほどではありませんが、27日に購入したNikon(ニコン)のGPSユニット、GP-1で無事に緯度・経度と高度のデータを取得することができました。そのためのユニットだから取得できて当然なのですが、家の中では使えないことからようやく今日、その機能を確認できたしだいです。カメラ本体の機能を使ってGPSから取得したデータを表示するとこんな感じになります。


 何度か試してみましたが、緯度・経度のデータは安定して取得できましたが高度(標高)のデータはその都度違った数値を示しました。一昨日、どうして2万メートル上空の衛星からの電波で高度が判るのか不思議だと書きましたが、おそらく垂直方向での三角測量をしているのだと思いますが、水平方向での測量ほどの三角形の距離が取れないために、特に低標高の場合の誤差が出やすいのではないか考えました。3000m級の山岳地帯では誤差が小さいような気がします。

 いささか不便なのは時間の表示がUTCであることですね。これは慣れの問題かも知れませんが、いちいちプラス9時間しなければならないのはやはり不便だと思います。ただ、この時間がカメラに設定された時間(勿論手動で設定する)ではなく、GPS衛星から送られてくる時間を記録していると云うのがなかなか面白いと思いました。

 ところで、郷秋<Gauche>はカーナビゲーションシステムを持っていないのでよくわからないのですが、この緯度・経度のデータを直接入力するとその場所への最短ルートを教えてくれるのでしょうか。もしそうなら、 9月11日に掲載した写真を撮影した場所に再び辿り着くことができるということになりますね。そうだとしたら素晴らしい!

 そうそう、郷秋<Gauche>が現在使っているPhotoshop Elements 6.0のフォトブラウザにもGPSという項目はあるのですが、残念ながらGP-1から取り込まれたデータを表示することはできないようです。地図データとのリンクを含め、やはりView NXを利用しないとダメなのかも知れません。
注:初出時にPhotoshop ElementsではGPSデータは表示できないと書きましたが、これは誤り。ちゃんと表示されるだけでなく、View NXでは表示されない、測位に使った衛星信号の数まで表示されます。ちなみに最低3つ必要で、最大9と云う情報が残されていました。なお、地図データとのリンクはやはりPhotoshop Elementsではダメのようです。(12/2 追記)

郷秋<Gauche>が書いたNikon GP-1関係記事一覧
郷秋<Gauche>的衝動買い(DSLR用GPSユニットの巻)
NikonのDSLR用GPSユニット、GP-1と地図データのリンク
GP-1で緯度・経度・高度データを取得
View NX を使って地図上に撮影位置を表示させる
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