BSフジで2012年F1開幕戦、予選を見る

 中嶋悟のF1デビュー以来、24年続いたフジテレビでのF1全レースの放送だが、小林可夢偉が孤軍奮闘はするけれど、震災、景気後退、若人のクルマ離れなどから視聴率が低迷していたことから、地上波での放送が終了し今シーズンからBSに移行した。そのBSフジでF1の中継(予選)を見た。

テーマミュージックが懐かしいT-SQUARE TRUTHだった。現地からのレポートもこれまた超懐かしいい今宮淳、川井一仁の両氏。これまたなんと懐かしいことか。

さて、肝心な予選結果はと云えば、郷秋<Gauche>の予想通りマクラーレンのフロントロウ独占。やはり美しいマシンは速いのだ。もっとも、予選で速いからと云って決勝レースで勝てると限らないのがレース。マシンの信頼性、転向、チーム戦略等多くの要素が複雑に絡み合うからレースは面白いのである。

 明日の決勝レースもBSフジで17時からの放送である。予選第1ピリオドではトップタームをマークしながら第2ピリオドで脱落した小林可夢偉、同じく第2ピリオドで脱落した、レース巧者のアロンソがどこまでリカバリで来るか、また、復帰初戦で第1ピリオドの脱落したライッコネンの走り、3列目に沈んだディフェンディングチャンピョンチーム、レッドブルの二人の戦いぶりに注目である。

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次期政府専用機

 郷秋<Gauche>の一日は、夜の間に届いていたMailと、前日のblogのアクセス状況のチェックで始まる。郷秋<Gauche>が使っているgooのblogでは日毎の閲覧数(ページビュー)、訪問者数(ユニークなアクセス数)、検索キーワード、ページ毎の閲覧数、閲覧元URLなどが確認できるようになっている。

 ちなみに昨日の閲覧数(ページビュー)は2,867、訪問者数(ユニークなアクセル数)は391で、gooの全1,694,971ブログ中1,742位のアクセス数であった。平均すると450アクセスで1,300位くらいになるので、昨日はいつもより少しアクセスが少なかったようであるが、郷秋<Gauche>が注目したのは「検索キーワード」である。

 カメラとF1に関する検索キーワードが多いのが常なのだが、昨日の3位には「次期政府専用機」が入っていた。それに呼応するようにページ毎の閲覧数の上位に、昨年の1月24日に書いた「政府専用ジャンボジェット、退役へ」と云う記事がランクされていた。こういう一年以上前に書いた記事へのアクセスが突然増加するのは、何かそれに関連することが新聞、テレビ、Webなどで報道された場合なのである。

 早速Yahoo! Newで「次期政府専用機」をキーワードに検索すると、昨日、読売新聞から配信されたこんな記事がヒットした。要約すると、「政府専用機として1991年に導入し2機の747-400を2018年に退役させることを検討。後継には同じくボーイングの787が有力視されている」と云う記事である。

 退役させる理由は、これまで2機の整備を委託してきたJALが747型機を全廃、ANAも近く全機を退役させる方針であることから、日本国内での同型機の整備が艱難になるからである。1991年に導入した747-400の機齢は現在21であり、大型ジェット旅客機としては老朽化が話題になるような機齢ではないが、整備が出来ないことには如何ともし難いのである。

 現在の747-400が退役となれば、当然後継機の選定となる訳だが、難航している(一度は決まったかに見えたが、価格高騰と機体の強度不足発覚により先行き不透明になったことから、現在進行形で書いておく。)FX(次期主力戦闘機)とは違い、この選定は実に簡単な作業であり、誰が考えても787が候補の筆頭となるのは間違いない。次いで同じボーイングの737-BBJ、そして初の国産ジェット旅客機となるMRJである。

 ただし、MRJの場合には大きさと航続距離に難があり主力機とは成り得ない(MRJ自体に問題があるのではなく、政府専用機として使用する場合のみにその利用範囲が限定されると云う事である)。787あるいは737BBJを補完する形で複数機を保有し、主力機程の大きさが必要ではない、あるいは近距離、あるいは短い滑走路の空港での離着陸が予定される場合など、つまり日本国内およびロシア極東部、朝鮮半島、中国の沿岸部などがその運用範囲となるだろう。

 実は、上に書いたようなことを、郷秋<Gauche>は昨年1月24日に書いていたのである(記事はこちら)。別に郷秋<Gauche>が偉い訳でも予知能力がある訳でも何でもなく、昨日配信の読売新聞の記事内容な既に1年以上前に判っていたことなのだが、3.11大震災とそれに起因する原発事故等により、記事となり掲載・配信されるのが遅くなっただけと考えるべきである。郷秋<Gauche>が書いた1年前の記事は、読売新聞の件の記事の「解説」としてお読み頂くと良いかも知れない。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、例年よりも一カ月も遅れて見ごろを迎えようと云う梅。撮影場所は昨日の菜の花同様、先日ご紹介した町田市、川崎市(麻生区の飛び地)、横浜市(青葉区)の分岐点からほど近い、川崎市麻生区の飛び地である。

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