唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
<<ゴーシュ>>という名前
この本の存在は発刊の時から知っていた。郷秋<Gauche>を名乗る以上避けて通る訳にはいかないと思いつつ時は流れ、いよいよ読んでみようと思った時には既に絶版となっていた。が、有り難いことに今では全国の古書店の在庫をネットで確認し注文することが出来る。8年前に1500円であった本が700円。で、届いた包を開いてビックリ。事実上の新品であった。
最初の40ページ程を読んだところ、筆者はまず定番である「ゴーシュ=フランス語説」つまり、フランス語のgaucheの意味である左、左手、歪んだ、ぎこちない、不器用な、下手な、などからの命名であることを紹介しつつも、「ドイツ語の『かっこう』」説を展開しているようである。今晩は練習をさて置いても、筆者主張の要旨が見える所まで読まずに寝る訳にはいかないな。
<<ゴーシュ>>という名前 ― <<セロ弾きのゴーシュ>>論 ―
梅津時比古著
東京書籍 2005年12月8日第1刷
ちなみに梅津氏は、本書執筆当時は毎日新聞学芸部専門編集委員であったが、2013年4月から桐朋学園大学学長(音楽学)。
ちなみにちなみに、郷秋<Gauche>は件の本が現される8年前、1997年に自らを郷秋<Gauche>と名乗ることとし、その名の由来についてこのように記しております。お急ぎでない方は是非ご覧ください。
「恩田の森Now」に、13日に撮影した写真を掲載いたしております。猛暑の続く森の様子をどうぞご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/
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