自賠責は安くなるけれど

 交通事故が減り、保険金の支払額が減少していることから自賠責保険の保険料が引き下げられるとの報道。万事値上がりの時節に値下げとはありがたいことではあるけれど、これはきっと自動ブレーキの普及をはじめとしたクルマの安全性が向上していうることによるもの。クルマの安全性はタダで向上するものではなく、そのコストはユーザーがクルマの価格上昇という形で負担したものが回り回って帰ってくる訳で、クルマの価格上昇と比べればその値下げはごく僅かであることに私たちは気づくべきである。

 一方で、任意保険は値上げとも書いてある。実に良いタイミングで郷秋<Gauche>は任意保険の継続手続きをとったのでありますが、クルマの価値が一年分下がり車両保険の分の掛け金が安くなるはずなのに保険料が高くなっていた。どうやら、年齢によるものらしい。交通事故は免許取り立ての18歳が一番多くその後は減少するのだが、60歳以降は再び増加に転じるそうで、それ故の保険料上昇のようだ。トホホ。

 自賠責のわずかな値下げでは任意保険の値上げをとてもカバーできないけれど、その因果関係には納得せざるを得ないものがあるのも事実である。せめてこれまで以上に安全運転に心が得ること以外に為すべきことはなさそうである。

blog「恩田の森Now」 https://blog.goo.ne.jp/ondanomoriには1月13日に撮った写真を6点掲載いたしております。2020年最初の森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
 諸般の事情により今週末の撮影・掲載は難しそうです。次回掲載まで暫くお時間をいただきますことをお許しいただければ幸いです。

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#自賠責の値下げ #任意保険の値上げ #差し引き値上げ

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