唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
校歌、歌えますか?
朝日新聞の「be on Saturday」(要するに「土曜版」)に「小学校の校歌、歌えますか?」と云う記事。
歌えません。自慢じゃないけど、カケラも覚えておりません。中学校の校歌はうっすらとした記憶。高校の校歌は、知らない。でも、大学の校歌はバッチリ歌えます。昔の仲間が集まれば、お開きの前には必ず校歌です。
我が母校は幼稚園から大学院までワンキャンパスの総合学園(私は大学のみ)ですので、三歳児から大学院生まで同じ学園校歌を、しかも中学生以上は常に混声四部合唱で歌います。
入卒業式など学校おける式典の式次第には「校歌斉唱」と書かれていることと思いますが、我が母校では「校歌」とだけ書かれておりました。「斉唱」とは皆で同じ旋律を歌うことですから。混声四部合唱で歌うのが当たりまえのことなのですがあえて「合唱」とも書かず、「校歌」と云う表記でした。学生時代の私は本来Bassでしたが男性(男声)が少ない時のためにTenorのパートも覚え、もちろん今でもどちらでも歌えます。
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1929(昭和4)年制定
作詞:田尾一一(たおかずいち)。のちに東京藝術大學音楽学部長。
作曲:岡本敏明(おかもととしあき)。のちに国立音楽大学教育音楽学科主任教授)
当初はG Durであったようだが程なくC Durに改められ、讃美歌のような響きを持つ。
のちに金田一春彦をして「たとえば編者の一人の好みで言うなら、玉川学園の校歌などは、日本一の校歌ではないかと思ったりいたします」とまで云わしめた(「日本の唱歌」講談社1982年の「あとがき」)、自慢の名校歌です。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは3月9日に撮影した写真を6点掲載しております。陽射しは暖かいのに冷たい風が吹いていた森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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