唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
山法師の花
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青葉山荘の山法師(やまぼうし。ミズキ科ミズキ属。落葉中高木)の花が咲き始めました。山法師は樹木全体が真っ白になるほどたくさんの花を咲かせるものもありますが、青葉山荘の和室前と裏庭に二本ある山法師はいずれも花の数が少なくご覧の程度です。でも私は、ミズキ科ならではの文字通り瑞々しい葉の間にポツリポツリと白い花を咲かせる青葉山荘の山法師が気に入っております。
昨日ご覧いただきましたえごの木は葉の下にぶら下がるように花を咲かせますので木の下から撮り放題なのですが、山法師は茂った大きな葉の上に花を咲かせますので下から花を撮ることができず苦労するのです。例年、裏庭の山法師を二階浴室の窓から身を乗り出すようにして撮影しております。
山法師という名前の由来は、白い花弁(実は総苞片)の中心にある、多数の花が集まった花序を法師の坊主頭に、花びらに見える白い総苞片を白い頭巾に見立てての命名のようですが、そう云われてあらためて花を見るとまさにそのものだと、誰しもが納得するのではないでしょうか。
同科同属の花水木(はなみずき。写真はこちら)のことを亜米利加山法師(あめりかやまぼうし)と呼ぶことがありますが、アメリカから移入された花水木ではありますが日本在来の山法師に似ていることからそのように呼ばれるようになったようです。
山法師は花だけではなく秋の紅葉も花水木同様美しく若葉、花、紅葉と一年に三度楽しめる、庭木に最適な樹木なのです。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは5月4日に撮影した写真を6点掲載しております。初夏の装いとなった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/c95c6b75a4df5dc21a2c7f4cb7ddb9f4
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